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ぼでぃ・ぴろぅ
第2章 2
あれ?オレだけ陰キャ?急にいやーな予感が…家が近くて小中とクラスが同じで趣味が合う友達だよな。オレのこと置いてったりしないよな?
「山もと…オレとお前は友達だよな?」
「なによ、どーした急に。友達だろ?当然だよ」
「ク、クラスには友達いないよな?」
「いるよ。いつも一緒にいるのは俺の他に3人かな」
4人グループ!山もと…あなたリア充だったのね……
「岩しげだって、学校に友達くらいいるだろ?」
「……いない」
「まじかよ…」
親友がどん引きしているが、これは事実だ。
「オレの友達は山もとだけだ…」
「お、おぅ。けどクラスの奴と少しは仲良くした方がいいんじゃねぇか?中学ん時みたいにさ」
「ぼっちなのが問題無いくらい居心地がいいクラスなんだ」
「お前がつらくないならいいけどさ、なんかあったら言えよ?」
「サンキュ」
言ったところで山もとは助けてくれるのか?この夏休みの間にすっかり忘れていた悪夢が蘇ってきた。
学校が始まったら…オレはまた抱き枕DKとして生きていかなきゃ、いけないのかぁぁあ?!