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ぼでぃ・ぴろぅ
第3章 3
同クラの、しかも付き合ってない女子のこんな淫らな姿を見られるなんて…驚きすぎて言葉が出ない。オレはゴクリと唾を飲み込んで、さらに指を増やした。
スリーフィンガーでちょっと強めに、指先を回す。これが凄く善さそうで、割れ目をひくひくさせちゃってる。
指でナカまで弄ってあげたらいいんだろうけど、童貞のオレにはそんなテクニックがない。
非童貞は、こんな場面に遭遇したら…ぶち込むんだろうな。
けど、オレはそれはしない。
ここまで触らせてもらえたのは有難いが、付き合う気のない女にキスや挿入は出来ない。本当はこんなことだって、いけないことだと思ってる。
多仲さんにも、自分を大切にしてもらいたいと思う。
だから、このままイっちゃって!
よくある喘ぎ声は発せられないが、荒く苦し気な色っぽい息遣いだけが部屋じゅうを埋め尽くす。
「そろそろ、イきそうですか?」
「……んっ」
その一言を肯定の意味と捉えたオレは、ワンフィンガーに戻した。にゃ麻呂さんのおまけ本に書いてある通り、強弱を付けるためだ。
顔も見えない、声でも判断つかない状況で、いつイくのだろうかと不安になるオレは最後まで擦り続けるしかない。
「アタシ…イったことないの…」
手探りで 模索している未経験のオレに、衝撃的事実が今、ここに突き付けられる!