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鬼ヶ瀬塚村
第12章 達弘
達弘さんは日に焼けたその顔を"うんうん、うんうん"と振りながら僕の手をシッカリと握り続けていた。
『あの…離してくれませんか?』
『ああぁ…悪ぃ悪ぃッ!!…ずまねがっだ…』
達弘さんは手を離した。
『あの、何か?』
手を離したものの、いまだに不気味なアルカイックスマイルで彼は僕を見ている。
達弘さんは"へへへ…"と笑ってから小さな声で囁いた。
『下半身テロ先生だろぉ?』
僕は彼からのけ反り、条件反射的に離れた。
いつバレたッ!?なんで知ってるッ!?
僕は何も言えないまま達弘さんのその笑みだけを凝視していた。
『せんせッ…へへッ…まさかノブさんがオレが世界でたったひどり尊敬する漫画家大先生どはよぅ』
僕は動けないままだ。
『なんでぇおめあんなに…その…なッ?へへへ…漫画描げるのによぉ、オレに少年ステップで描いでだっで昔の話しだんだ?』
『それは………』
『オラぁ、その少年ステップで連載しどっだ作品はじんねぇ…だげんどノブさんよ、おめが描く"エロ☆ちら爆乳美少女戦士"がオレの癒しだぁ…』
達弘さんはウットリした目付きで言う。
エロ☆ちら爆乳美少女戦士は結局は最後美少女戦士が敵の覆面男にあれやこれやされる漫画だ。
くだらない、どうしていまだに打ち切られないのか不思議な漫画だ。
『あの…離してくれませんか?』
『ああぁ…悪ぃ悪ぃッ!!…ずまねがっだ…』
達弘さんは手を離した。
『あの、何か?』
手を離したものの、いまだに不気味なアルカイックスマイルで彼は僕を見ている。
達弘さんは"へへへ…"と笑ってから小さな声で囁いた。
『下半身テロ先生だろぉ?』
僕は彼からのけ反り、条件反射的に離れた。
いつバレたッ!?なんで知ってるッ!?
僕は何も言えないまま達弘さんのその笑みだけを凝視していた。
『せんせッ…へへッ…まさかノブさんがオレが世界でたったひどり尊敬する漫画家大先生どはよぅ』
僕は動けないままだ。
『なんでぇおめあんなに…その…なッ?へへへ…漫画描げるのによぉ、オレに少年ステップで描いでだっで昔の話しだんだ?』
『それは………』
『オラぁ、その少年ステップで連載しどっだ作品はじんねぇ…だげんどノブさんよ、おめが描く"エロ☆ちら爆乳美少女戦士"がオレの癒しだぁ…』
達弘さんはウットリした目付きで言う。
エロ☆ちら爆乳美少女戦士は結局は最後美少女戦士が敵の覆面男にあれやこれやされる漫画だ。
くだらない、どうしていまだに打ち切られないのか不思議な漫画だ。