この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
鬼ヶ瀬塚村
第15章 畜生道
の意識は深い暗闇を漂っていた。
何故だか高校時代の僕が見えた。
卓上ライトだけの明かりで漫画をガリガリ描いている僕だ。
背中を猫背に丸めて必死に机に向かっている。
背後ではベッドの中で少女が眠っていた。
ああ…あれは高校時代の恋人の桑田さんだ。
名前は理奈という。
学年一足が早く、陸上部のエースだった女の子だ。
同い年にも関わらず、僕よりずっとしっかり者で…そして真面目で倹約家だった彼女。
僕は理奈と結婚するだろうと思っていた。
少し茶色がかった長いポニーテールを左右に振りながら走る彼女は本当に綺麗だった。
今、理奈はどうしてるんだろう?
『信人?』
背後から僕の名前を呼ぶ声がする。
まだ、充分とは言えない未成熟な乳房を揺らしながら理奈がベッドでこちらを見ていた。
『また漫画描いてたの?』
先月の合同合宿で日焼けした顔が、卓上ライトの明かりで黒々と輝いている。
『うん、締め切りまで間に合わないんだ』
当時まだ僕は眼鏡をかけていなかった。
クリアな視界の中に映る理奈を見て僕は欲情した。
『理奈…』
椅子から離れ、理奈に近付く。
手に収まりそうな小さな乳房に手を這わせた。
果実の様だ。
『もう…さっき2回もしたじゃない…いくら家族が旅行中だからって、信人欲しがり過ぎッ』
照れ臭そうに笑う彼女を僕は押し倒した。
何故だか高校時代の僕が見えた。
卓上ライトだけの明かりで漫画をガリガリ描いている僕だ。
背中を猫背に丸めて必死に机に向かっている。
背後ではベッドの中で少女が眠っていた。
ああ…あれは高校時代の恋人の桑田さんだ。
名前は理奈という。
学年一足が早く、陸上部のエースだった女の子だ。
同い年にも関わらず、僕よりずっとしっかり者で…そして真面目で倹約家だった彼女。
僕は理奈と結婚するだろうと思っていた。
少し茶色がかった長いポニーテールを左右に振りながら走る彼女は本当に綺麗だった。
今、理奈はどうしてるんだろう?
『信人?』
背後から僕の名前を呼ぶ声がする。
まだ、充分とは言えない未成熟な乳房を揺らしながら理奈がベッドでこちらを見ていた。
『また漫画描いてたの?』
先月の合同合宿で日焼けした顔が、卓上ライトの明かりで黒々と輝いている。
『うん、締め切りまで間に合わないんだ』
当時まだ僕は眼鏡をかけていなかった。
クリアな視界の中に映る理奈を見て僕は欲情した。
『理奈…』
椅子から離れ、理奈に近付く。
手に収まりそうな小さな乳房に手を這わせた。
果実の様だ。
『もう…さっき2回もしたじゃない…いくら家族が旅行中だからって、信人欲しがり過ぎッ』
照れ臭そうに笑う彼女を僕は押し倒した。