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鬼ヶ瀬塚村
第28章 横山総合診療所
女性は達弘さんに抱きつくと"会いだがっだよーッ!"と彼を頬擦りした。

『京子、お客様の前よ』

早苗さんが言うと京子と呼ばれた女性はポニーテールをまるでムチのように振りこちらに首を回転させた。

ビックリする程鼻の高いギリシャ彫刻のような美人だった。

彼女は僕を見ると今度は僕に抱き着いた。
僕の腕に…女性特有の…ね?…柔らかく当たった。

『真理子の奴こげな良いだんこ婿どんにじだんが?いんやまぁ…ほれ、あの人に似でるッ!俳優のほらぁ…あの…む…む…向田理!!彼イケメンだっぺよなぁッ!』

向田理…トレンディドラマで引っ張りだこのイケメン俳優だ…。

『………あ、田中と…言います…よろしく』

彼女がはしゃいで跳ねるたびに…その…当たってしまい、僕は然り気無く身をよじった。
このままでは泌尿器科行きだ。

『京子、失礼でしょ?ご挨拶なさい?』

早苗さんに言われて彼女はようやく僕を離した。

『すんまぜんねぇ、あたい京子って言うんでずわッ!ほれ、真理子の後輩よッ!1つ学年が下なんだばッ!で、こいつ…達坊はあたいの舎弟ッ!』

『やがまじぃっぺッ!いづがら舎弟になっだっぺよッ!!あど、その呼び方やめろッ!!』
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