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鬼ヶ瀬塚村
第33章 恋
『そう、そりゃありがたいわねぇ』
『すみませんね、お休み中上がり込んでしまって…』
『構わないよ、ふふふ…あんた真理子とは長いのかい?』
『はい、じきに13年になります』
『13年…人生の1/6だか1/7をもう過ごしているんだねぇ…13年…と言う事はあんたが真理子の赤神かい?』
『え…?』
『とぼけなくてもいいよ、真理子の初めての男だったんだろう?』
『ノブさんよ、姉ちゃんは純血の身体のまんま東京に行ったんだぞ?』
達弘さんがニヤニヤしながら言う。
そんな馬鹿な…真理子さんはあの日…初めてだったと言うのか?
ちっともそんな風には見えなかったし…何より出血もなかったぞ。
『初めて言うでもみんながみんな血ぃ出すわけじゃねぇがな』
『あんたは幸せ者だねぇ、あんたしか知らない真理子を嫁に貰えるなんてさ。大事にしてやんな?』
静江さんはニコニコしながらそう言う。
もし、それが事実なら真理子さんは相当な策士であり演技派女優だ。
僕の19歳の誕生日プレゼントは健康と彼女の処女だったのだ。
『達弘、あんたとこはどうなんだい?男2人が集まってんだ、どうせ女の話をしてたんだろう?』
今度は達弘さんに静江さんは静かに言う。
『すみませんね、お休み中上がり込んでしまって…』
『構わないよ、ふふふ…あんた真理子とは長いのかい?』
『はい、じきに13年になります』
『13年…人生の1/6だか1/7をもう過ごしているんだねぇ…13年…と言う事はあんたが真理子の赤神かい?』
『え…?』
『とぼけなくてもいいよ、真理子の初めての男だったんだろう?』
『ノブさんよ、姉ちゃんは純血の身体のまんま東京に行ったんだぞ?』
達弘さんがニヤニヤしながら言う。
そんな馬鹿な…真理子さんはあの日…初めてだったと言うのか?
ちっともそんな風には見えなかったし…何より出血もなかったぞ。
『初めて言うでもみんながみんな血ぃ出すわけじゃねぇがな』
『あんたは幸せ者だねぇ、あんたしか知らない真理子を嫁に貰えるなんてさ。大事にしてやんな?』
静江さんはニコニコしながらそう言う。
もし、それが事実なら真理子さんは相当な策士であり演技派女優だ。
僕の19歳の誕生日プレゼントは健康と彼女の処女だったのだ。
『達弘、あんたとこはどうなんだい?男2人が集まってんだ、どうせ女の話をしてたんだろう?』
今度は達弘さんに静江さんは静かに言う。