この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
鬼ヶ瀬塚村
第33章 恋
『そう、そりゃありがたいわねぇ』

『すみませんね、お休み中上がり込んでしまって…』

『構わないよ、ふふふ…あんた真理子とは長いのかい?』

『はい、じきに13年になります』

『13年…人生の1/6だか1/7をもう過ごしているんだねぇ…13年…と言う事はあんたが真理子の赤神かい?』

『え…?』

『とぼけなくてもいいよ、真理子の初めての男だったんだろう?』

『ノブさんよ、姉ちゃんは純血の身体のまんま東京に行ったんだぞ?』

達弘さんがニヤニヤしながら言う。

そんな馬鹿な…真理子さんはあの日…初めてだったと言うのか?
ちっともそんな風には見えなかったし…何より出血もなかったぞ。

『初めて言うでもみんながみんな血ぃ出すわけじゃねぇがな』

『あんたは幸せ者だねぇ、あんたしか知らない真理子を嫁に貰えるなんてさ。大事にしてやんな?』

静江さんはニコニコしながらそう言う。

もし、それが事実なら真理子さんは相当な策士であり演技派女優だ。
僕の19歳の誕生日プレゼントは健康と彼女の処女だったのだ。

『達弘、あんたとこはどうなんだい?男2人が集まってんだ、どうせ女の話をしてたんだろう?』

今度は達弘さんに静江さんは静かに言う。
/486ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ