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人魚島
第4章 咲子の村案内
『昨日の続き、村案内するけん、家やかましいけん、行くよ』と咲子が立ち上がる。
確かにこれ以上盛っている二人の喘ぎ声は聞いていられ無い。
三咲さんのあんあんイクイクを背中に僕達はコッソリ原付のキーを持ち出して魚沼家から出た。
今日は快晴、日差しが眩しい。
咲子が『日焼けしたく無いけん』と日焼け止めを華奢な二の腕に塗り麦わら帽子をしっかり被る。
今日の咲子は黒いタンクトップに白のジーンズ生地のショートパンツといつも以上に露出が高い。
しっかり手を握り合いながら駐車場に出れば花子が駐車場の草むしりに勤しんでいた。

『また出掛けるの?』

花子が立ち上がりフンワリ微笑む。

『うん、島の案内して貰ってる』

僕が言えば花子が益々微笑む。

『気を付けてね』

『うん、昼御飯には間に合う様にしておくから』

『今日は讃岐うどんだよ』

花子が笑うので僕迄ニヤけてしまう。
目敏く咲子が指摘し突っ込んで来る。

『なんやアンタら朝から仲良しやな、なんかあったん?』

途端花子のオナニーを手伝った早朝の記憶が蘇り僕は紅潮した。
花子も顔を赤らめて俯いている。

『なんや怪しいなぁ』

咲子が腕組みする。
花子は首を横に振りそれを慌てた様子で否定する。

『な、何も無いよ』

『あ、そ、あんましハルキの前で色目使わんとってな?』

つっけんどんに言い放ってから咲子が原付に股がる。
『行くよ』と小さく胸の前で手招いている。
仕方無いので花子に『またね』と手を振りながら原付に股がる僕に手を小さく振る花子。
ボコボコした表面の顔がヌラヌラ輝き西日を反射させていた。
原付を走らせ坂道を下り立派な建構えの中学校の前に原付を停めた。
校庭からはカキーンッと野球部のバッティングの音が元気に聞こえていた。
高山先輩とモメた事を思い出し本能的に近付きたく無かったが、咲子が『早く』と急かすので仕方無く中学校の校門をくぐった。
『高山先輩居るかな?』ワクワクした調子で咲子が足早に校庭に行く。
カキーンッと足元に硬式ボールが落下して来たので慌てて避けた。
咲子が砂だらけのそれを取り上げ『よッ』とバッティング真っ最中の部員に投げ返す。
力が不足しているのか何度かバウンドし、やがてコロコロ転がりながら高山先輩の足元で停止した。
高山先輩がそれを拾い上げながら『よう』と頭上で手を大きく振っている。
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