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人魚島
第4章 咲子の村案内
魚沼家に到着し、咲子が『トイレ』と言うので僕も排尿がてら付いて行く。
そして排尿し合いながら笑い切り分けられた西瓜片手に裏手の牛舎に向かえばビックリする位臭わ無かった。
ただただ藁の新鮮な芳ばしい。

『咲子はオナニーする人なの?』

藁に寄っ掛かりながらエッチな話題を切り出す僕の前髪を両手でワシャワシャする咲子。

『しよるけん、12歳で覚えて土日には必ず隠れてヤッとったけんな』

『玩具使う?』

『まさか、そんな銭持ち合わせとらん、じゃし、一体何処に隠すんよ?』

咲子が藁に腹這いになり頬杖を付いた。

『自室とかは?』

『母ちゃんやら橘やらが掃除するけん、駄目だね』

やれやれと鼻から呼吸を吐き出す咲子。

『へぇ』

『ハルキは大人の玩具とか使うのかな?』

『まさか、僕だってお金無いし、お袋に掃除中に見つかっちゃうよ』

笑う僕に肩を揺らして笑う可愛らしい咲子。

『週何回位するの?』

咲子が小首を傾げる。

『2~3日に一回かな、けど一回につき2~3回は射精するよ』

『何見るの?エッチな雑誌?』

『うん、最近は専らアダルト動画だけどね、FC2ってアダルトサイト眺めながら出すよ』

『何系統?』

『うーん…フェラチオ系統かな、僕フェラチオされるのが好きみたいだ』

『夜もヤッたるけん、タップリ可愛がったるけん』

『だから夕方頃迄僕のチンチンがもつかだな』

『全くハルキはエッチだなぁ』

笑う咲子、可愛い。
ふと不意に思い立ち僕は順子に別れを切り出そうと立ち上がる。

『何処に行くの?』

すかさず咲子が顔を上げて訊ねて来る。

『お袋にちょっと電話』

僕は咄嗟に嘘を付く。

『はよ戻ってな?』

『解ってる』

僕は藁から抜け出しスマートホン片手に庭先に出る。
ここなら咲子に邪魔されずに聞かれもせず通話出来そうだ。
ゆっくり辺りの様子を伺いながら電話帳から順子のメモリーを出してコールすれば3コール目に順子が出た。
本来なら深夜コッソリ掛けるべきだったが、咲子の事が好き過ぎた。

『もしもし?僕、春樹だけど』

声色が自然と冷たくなってしまう。

『ああ、ハルくん?久しぶりだねぇ、LINEしてもメールしても電話しても繋がらなかったから心配したよ?』

順子の声は明らかに浮き足立ち浮わ付いていた。
久しぶりに恋人と会話するそれになっていた。
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