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人魚島
第5章 夏祭り
『アンタいくつなん?』

『15歳です』

『良いなぁ、ピチピチやんか、あ、発泡酒呑みや?』 

小型の冷蔵庫からキンキンに冷えた発泡酒を取り出し『肴だよ』とピクルスの塩漬けをこれまた無機質なガラス製のテーブルに並べ爪楊枝を用意するミケさん。

『なんやほな咲子の一個上か』

『はい』

『咲子の奴性欲凄まじいやろ?夜な夜な求められてるんちゃうの?』

ブラックデビルの先端にヴィヴィアンウエストウッドのジッポーで火を付けるミケさん。

『夜な夜なって言うか朝からですね』

『ラブラブやん、そりゃコンドームも必要やなぁ、あ、忘れん内に渡しとくわ』

ミケさんが立ち上がり化粧道具が並ぶドレッサーの引き出しからコンドームの箱を取り出した。

『00.1㎜、しかもハメたらあったかくなるやつ』

ミケさんがソファーに座る僕に放り投げた。
慌ててキャッチする僕に笑うミケさん。

『また無くなったら訪ねに来てや、あげるから、最近早坂先生んとこでピル処方されてるけん、コンドームいらんのよ』

ギシッとベッドに横になりながらミケさんが続ける。

『凛が先月結婚してからはフリーやから必要無いんだ』

寂しげに笑ってからピクルスをつつくミケさん。
僕は発泡酒を呷りながら然り気無くミケさんの膨らんだ乳房の谷間をガン見していた。
推定Eカップ、かなりの痩せ型で背丈も160㎝とそこ迄大柄では無かったがダイナマイトボディだった。

『何?あたしのオッパイに興味あるん?』

ニヤリとしながら腹這いになり、頬杖を付く妖艶なミケさん。

『す、すみません』

慌てて目線を外し数々のキャンバスに視線を移せばその大半が風景画だった。

『ああ、これね、村の景色だよ』

『ミケさんが描いたんですか?凄いなぁ』

思わず感心してしまう。

『人物画の次に風景画が得意だからねぇ』

スケッチブックを枕元から取り出し眼鏡を掛けるミケさん。

『春樹、脱いで?』

『え?』

『裸体画描くから』

ら、裸体画?

『恥ずかしいです』

『蓮から聞いたよ?今朝6回もセックスしたんだろ?今更恥ずかしがる事無いけん』

『どうしてそれを?』

『さぁ?蓮相当気持ち良かったみたい、やからアンタの陰茎描いてみたいねん』

『い、嫌です』

『ならこうしよっか?あたしも脱ぐけん、あたしの裸体見ながら座っててや?』
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