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人魚島
第5章 夏祭り
『あ…あ…あ…で、出ますッ!出ちゃいますッ!』

『手を離しなさいッ!』

ミケさんに言われても僕の右手は止まらなかった。

『あッあッあッあッ』

情け無い声が溢れる。

『あ…イクイクッ!イックゥー………ッ!!!』

僕は砂だらけの床の隙間、砂浜が見える4㎝ばかしの隙間に向かって四つん這いになり『うぉッ…イックゥッ!』と射精した。

『何やらかしとんや?』

見上げれば目を吊り上げ激昂したミケさんが腰に手を当てながら僕の情け無い姿を見下ろしていた。

『で、でも部屋は汚してませんよ?』

『解っとるわ、アンタまた勃起出来るんか?あたしは勃起した春樹の陰茎を描きたいねん』

『し、しばらくしたら…勃起します』

立ち上がりハァハァと肩で呼吸する僕に『はよ座ってシコれや』と唸り声を上げるミケさん。
僕はゆっくりソファーに腰掛けて再び陰茎を上下した。
しばらくして無事なんとか勃起に至るがあれだけ朝から出しっぱなしなのだ、なかなか射精感は訪れ無い。
それに気を良くしたミケさんはサラサラと僕の裸体画を描いて行く。
そして20分程して『描けたわ、見て?』とスケッチブックを手渡して来る。
写真さがらの精密描写でオナニーする僕が描かれていた。

『どうや?ってまだシコってんのか?しゃあ無いなぁ』

『一度…勃起したら…あ…ん…射精しなきゃ』

『気乗りせんけど手伝ったるわ、ほら、見てみ?おばちゃんのオマンコも準備万端や』

ミケさんがゆっくり脚を広げた。
愛液が溢れベッドのシーツに染みを作っていた。

『オマンコの上に亀頭乗せてみ?んで、そのまんまシコってみ?頭とろけそうな位気持ち良いから』

囁きながら僕のフル勃起した陰茎を握りアソコに導くミケさん。

『中には絶対挿れんなよ?』

難しいなぁ。
正直挿れたくて挿れたくて堪らない。
ピストン運動したい。
僕は頷きながらミケさんのビラビラしたアソコに亀頭を乗せた。
温かく僅かにビクンビクンと痙攣している。
かなり興奮した。
ミケさんはベッドに肘を付きながらブラックデビルを燻らせニヤニヤしている。
僕は陰茎を擦った。
途端溢れる抗え無い劣情に身悶えした。

『あッあッあッ…見てるだけでイキそうやわ』

ミケさんが顔を赤らめながら長く真っ黒なマニキュアの親指の爪を噛んだ。

『あ…あ…来たよ…来たよ…』

ミケさんの腿が震えた。
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