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人魚島
第5章 夏祭り
まるでさながら時間が止まったかの様な感覚に陥った。

『ハルくん…やだ…栗の花臭い…』

花子が顔を背向け俯いた。
途端僕の中で何かが弾けた。
素早く起き上がり花子をベッドに押し倒した。
陰茎はまた不意に肥大化していた。

『花子、良いだろ?』

花子を後ろ向きにし、横になりながら僕は花子の浴衣に手を突っ込み小さな小さな乳首を摘まみながら花子のショートカットをあまがみした。

『………』

花子は大人しく無言でなされるがままだ。
僕だけがいたく興奮していた。
浴衣の裾を捲り上げれば可愛い花柄のパンツが鎮座していた。
すぐさま手を入れる。
中はとっけとけに愛液が溢れていた。

『は、花子…感じてるの?』

『………』

『花子?』

僕は濡れている事を確認しながら陰茎の先端を膣に押し当てそしてそのまま…。
ズチュッ…ズリッ…ズンッ…。
僕等は晴れて一つになった。

『ああ、花子…一つになれたよ?』

『………』

花子は相変わらず無言だったが、気にせずピストン運動した。
ズチュッズチュッズチュッと卑猥な音が静寂の中に響いた。
初めて繋がった割にはなんだか切無い。
歯痒いセックスが続き、僕はなんと花子の中に射精した。

『あ…あ…あああッ!イックゥ………ッ!!!』 

ビュルビュルビュルッと激しく陰茎を痙攣させながらイキ果てた。
罪悪感は多少あったが花子を求める気持ちの方が勝ってしまっていた。
ゆっくり花子の胎内からドロドロの陰茎を抜き出した。
膣からは熱い熱い精液が溢れていた。
ティッシュペーパーで優しく花子の股関を拭いてやり、僕は『ごめん』と今更強く花子を抱き締めながら呟いた。

『赤ちゃん出来たら責任取らなくて良いよ』

やっと花子がその重い口を開いた。

『え?』

『海に流すけん、大丈夫。あたしは魚人様のお嫁さんになるけん、他の男の子供を孕んで懐妊出来んけんな』

『は、花子はそれで幸せなのッ?』

『しきたりやけん、構わんさかい』

花子は肩を震わせ泣いている様だった。

『今夜はここに居るよ?だから泣きなよ?』

『お姉ちゃんに見付かったら叱られるけん、お姉ちゃんの部屋で今夜は寝ろ?』

花子が呟き『もう寝るけん、出て行って?』と振り返る。
振り返ったその顔は…写真で見た美少女だった。
途端僕は意識を失った。
深い深い深海の中をさ迷う悪夢を見た。
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