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人魚島
第2章 人魚島
咲子を打ち上げ花火の先端に炎を付けた。
シュワシュワシュワシュワッと摩擦音を鳴らしながら空中空高く舞い上がる打ち上げ花火に歓声が上がる。
甚平の隙間からネットリした熱風が入り込んで来た。
身を捩りながら咲子と手持ち花火をして楽しんだ。
しばらくして花火の量もまばらになり、咲子と良い雰囲気になる。
離れた箇所を海岸を歩きながら『こんなド田舎何もする事あらへんよ』とはにかむ咲子。
『別に構わ無いよ』と笑う僕。
遠くの方で誠さん、春香さん、禅さん、正太郎さん、穂波さん、広子さん等が缶ビールを開けていた。
真面目そうな穂波さんも眼鏡を額に掛けてグビグビやっていた。
そんな彼らの輪に加わりカシャッと缶ビールのプルを開く咲子。
そして嬉しそうに『はい、ハルキの分だよ』と濡れた缶ビールを手渡して来る。
仕方無く呑み慣れてい無い缶ビールを呷る。
普段から塾帰りにコッソリ友人の家で開けた事はあったがこんな筋金入りのワル達と呑むのは初めてだ。

『美味しいね』

咲子は早速早々にホロ酔いなのか顔を西日に赤らめながらはにかんだ。
可愛らしくて思わず勃起しそうになる。
慌ててしゃがみこみながら誤魔化した。
咲子が向かいに座ればスカートの中身が丸見えでまるでさながら誘っているかの様にスカートの隅に三角形の赤いギンガムチェックが見えた。
益々勃起してしまい、肘で隠した。

『お代わりは?』

広子さんが早速早々に缶ビールを空けてしまい結局一人当たり2~3本も空けて解散となった。
禅さんと穂波さん、正太郎さん広子さんがそれぞれ帰路に付く姿を見届けてから僕達も帰路に付いた。
6月以上に西日はさんさんと位置が高い。
日焼けしながらまた例の坂に差し掛かり咲子が相変わらずお尻をフリフリしながら自転車を押す。
思わずまた再び勃起してしまう情け無い僕に振り返りながら眩しい笑みを見せる咲子。
順子が居ながら僕は咲子に恋をした。
胸のトキメキが止まら無い。
咲子が笑うと切無さが募りドキンとなる。
僕はどうしようも無い男で順子から鞍替えし咲子に夢中だった。
咲子はまるでさながら天女みたいだった。

『咲子』

不意に名前を呼べば『話し忘れてたけん』と自転車をこぐ脚を止めた。
『先行ってる』と誠さんと春香さんが遠ざかって行くのを最後迄確認してから咲子が『こっち』と僕を古ぼけた神社内に押し込んだ。
当たるDカップ。
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