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人魚島
第2章 人魚島
甘美な声が溢れる。
青春真っ只中、まさかこんな美少女とオナニーし合う事になるとは思わ無かった。
陰茎を力一杯まさぐりながら『ハァ…ハァ…ハァ…』と深呼吸を繰り返した。
乳首をまさぐり、右手で陰茎をシゴく。
下界からカサカサと毛布の衣擦れの音に混じって『あ…あ…ん』と甘い声がし、益々興奮した。

『あ…あ…咲子ぉ…咲子ぉ…』

まさぐりながら陰茎の皮を上下にシゴく。
やたら射精しそうだったが早漏だと思われたく無くて見栄を張り堪えた。
寸止めしながらまさぐり続ければ咲子が『あ…い、良いッ!良いッ!良いッ!良いのぉッ!』とベッドをギシギシ鳴らす。

『くぅ…一度出しても良い?』

『………』

『さ、咲子?』

『あたしの事好きやったら我慢しなさいよ』

『え?』

今すぐにでも発射しそうなのに?
気持ち良くて手が止まら無いのに?
こんなにこんなにハァハァしてるのに?
酷だよ、咲子、そりゃ無いよ。

『どっちなの?』

『あ…が、我慢するよ』

『あ…嬉しい…』

咲子が笑う。
ああ、可愛いな、畜生、可愛いなぁ。

『あ…あ…あッあッあッ』

『んあッあぁんッ!あぁんッ!』

き、気持ち良い。
うを、イキそうだ。
興奮気味に期待を込めながら咲子に訊ねた。

『セックスした事ある?』

『無いよ』

アッサリした返答にガッカリした。

『無いの?』

『昼間聞いて無かった?母ちゃんの前で言ったやんか、処女やって』

『そ、それは…聞いてたけどさ』

『なら何クンクンギラギラしてるん?気持ち悪いけん』

ピシャリと言い放つ咲子。

『さ、触らせてよ?』

『何?』

『ア、アソコ…』

『アホたれ』

『無理?』

『無理に決まってるやろ』

『そっかごめん』

なんだか途端急に申し訳無い気持ちになり、陰茎をシゴいた。

『あ…あ…早く…つ、続き…し、しなさいよ』

『あ…や、やってるよ…もう、来そうなんだ…』

『意気地無し』

『あ…あ…出ちゃうッ!出ちゃうッ!ごめん、出すねッ!あ畜生ッ!出ちゃうッ!出ちゃうッ!』

途端溢れ出て弾けた精液。
天井にまで飛び散る位勢いが良い。
『あ…は、はぁ…』と余韻に浸りながら僕は歯を食い縛りながら天を仰いだ。
手の指先の隙間をドロッとした白濁した寒天ゼリー状の精液が流れ僕は相変わらず『ああ…畜生…』とぶつくさ呟いていた。
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