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人魚島
第2章 人魚島
なんだかムラムラした。
『休憩じゃ』と白いマットに横になり脚を組む咲子。
先程から誘っているのかと思う程パンツが良く見えた。

『朝食パーラー末次行くけん、二度寝するけん』

『パーラー末次って禅さんと敦さんの実家の隣の喫茶店?』

『うん、珈琲が美味いんだ』

『僕珈琲飲めないよ』

『はッお子様だな』

僕は咲子に近寄り胡座をかいて座り込んだ。
咲子がクルリと腹這いに寝返りを頬杖を付きながら僕を見上げる。
そして『昨夜は必死やったけん、うちの事好きや言うたんやろ?』と何処か儚く寂しそうに呟いた。

『え?』

『帳消しじゃけん、無かった事にするけん』

『………』

『ハルキ…』

『咲子…』

その時だった。
ガシャンッと音がし小豆色の白のストライプが入ったジャージ姿に懐中電灯片手にしたハゲが『誰か居るのかッ?』と声を荒げたので慌てて掃除用具入れのロッカーに二人身を寄せ合って隠れた。
息を殺してロッカーの隙間から教員らしきこのオヤジの動向を伺った。
オヤジは1~2周してから『チッ…野良猫か?』と頭をポリポリ掻きながら出ていった。
ゆっくり出様としたが『いや、やはり気配があるけん』と戻って来た。
密着する咲子と僕の身体。
咲子の熟れた雌の香りやパンテーンやら柔軟剤やら汗やらフェロモンやらシーブリーズやら愛液やらの香りがして僕は勃起しまくった。

『咲子…出そう…』

『え?何が?』

ヒソヒソ話しながら僕は股関節を指差した。
咲子が顔を真っ赤にしながら『馬鹿』と両手で口元を覆う。

『が、我慢出来ない…』

『どうしたらこの状況でオチンチン反応するの?』

『ああ…で、出るッ!』

咲子がオチンチンと言っただけでなんだかエッチで僕は慌てて陰茎を剥き出しにし何も触ら無いまま足元にビュルッビュルッビュルッと射精した。
温かい精液が僕のコンバースや咲子の茶色のサンダルを汚して行く。

『あ…フーッフーッフーッフーッ!』

『ちょっと…し、静かにッ』

フーッフーッフーッと鼻息し射精に堪えた。

『やはり誰か隠れてるんか?』教員らしきオヤジがチラッとこちらに懐中電灯を向けたので肩を竦めてビクッとした。

『な、なんや…変な気分になって…来た』

咲子がモジモジする。
そして『エッチな気分やわ』となんと僕の顎にチュッとキスしたのだ。

『このままこの中でする?』
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