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人魚島
第2章 人魚島
『咲子ぉ…咲子ぉ…咲子ぉ…』

『ハルキぃ…ハルキぃ…ハルキぃ…』

もうロッカーから出ても大丈夫なのに僕らは本能的に密閉を好むからかどちらからとも無くロッカーで行為に及んだ。
咲子が『で、出そう…来ちゃうよ』と呟く。

『エッチしてみる?』

『え?やり方が解らん、やり方知ってるん?』

『なんか穴に入れるんでしょ?ワギナだっけ?』

僕は性教育で仕入れた知識をひけらかす。

『コンドームって言う道具が無いと出来無いらしいよ?』

『あ、持ってるよ』

僕はすぐさまジーンズのポケットからコンドームのパッケージを取り出した。

『なんで持ってるん?』

『三咲さんから貰ったの』

『男の嗜みやとか言われたんやろ?』

暗闇の中、咲子がニヤリとする気配がした。

『ん、まぁね、ヤッてみる?』

『怖いわ』

『僕も怖い』

『意気地無し』

『ハハハ…』

ひっそりひっそり性器に指先を這わせなんとか咲子の膣に到達した。
なんだかグニャグニャして引っ張らればゴムみたいに伸びた。
咲子が身を捩じる。

『あ…ん』

咲子が甘い吐息を洩らす。

『コンドームの着け方知ってる?』

僕はコンドームのパッケージをビリッと開封しながら咲子に訊ねた。
咲子が『知らんがな』と首を横に振る。
そりゃそうか、処女だもんな。
なんとなくでAVで仕入れた知識だけでコンドームを装着してみた。
なんだか冷たくてヌルヌルしている。
そして人工物で覆われている感じが否め無い。
きつく苦しい。
咲子に相変わらず愛撫しながら僕の指先は自然に本能的に咲子の膣内部に侵入した。
ヌルンッ…トプッと挿った指先、驚いて慌てて引っこ抜けば『あ…良いよッ!』と咲子が僕にしがみ付く。
気持ち良いんだ…僕も気持ち良くなりたいな…。

『咲子…』

『ハルキ…』

どちらからとも無く顎や頬に口付けた。
本当に本来のキスの仕方が解ら無かった。
それでも充分気持ち良かった。
手マンの技術やセンスや知識も無いまま、僕はすぐさま咲子の胎内奥深くに挿ろうと試みる。
ヌメッとした咲子の表面、甘ったるい愛液の匂いがした。

『挿れるよ、後ろになれる?』

『なんで後ろなん?怖いわ、見ててや?』

『解ったよ』

僕は狭いロッカーの中、咲子の左腿を持ち上げ腰を屈めて陰茎の先端をアソコにあてがった。

『怖いぃぃ』

『大丈夫』
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