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人魚島
第3章 説教
『あ、あの…橘さんも三咲さんと幸せなんじゃ無いですか?』

先程から『羨ましい、羨ましい』を連呼する橘さんに意を決して勇気を振り絞り訊ねた。

『当たり前やけん、今4年目やけど幸せ一杯やけん、浮わ付いて無いけん、浮き足だって無いけんな、やけん心配するな、三咲は俺がこの手で幸せにしてみせるけんな』

ニヤリとしながら『早く結婚したいね』と呟く橘さん。

『お前ら結婚式来いよ?適当な格好で構わんけんな、あ、咲子は流石に振り袖位着て来いや?見てみたいけんな』

鼻息をやや荒げながら肩を怒り肩にする橘さん。

『しかし、お前らは結婚するんかぁ?』

途端真顔になり灰皿に最後の一本をフィルター迄吸い込み押し付ける橘さん。

『セックスしたんや、処女膜迄奪ったんやろ?結婚するしか無いけんな』

そしてニヤリとしなんと長いシケモクに火を付けて『あちちッ』と手をプラプラする橘さん。

『今夜も覚え立てのセックスするんか?コンドーム持ってるんか?三咲と市内のラブホテルでヤッた時に回収しよった葡萄味のコンドームあるけんな、咲子が辛く無いけんな、使ってみるか?三咲の寝室にあるけん』

立ち上がり『いててッ久しぶりに痺れた』と姿勢を崩す。
『寝室行って来るけん、待っとれ』と居間から出て行った。
そしてキュッキュッキュと床を鳴らしながら立ち去って行きしばらくして『あったけん』と戻って来て胡座をかく。

『これつこてタップリ可愛がったれ、00.2㎜じゃけん気持ち悪いかも知れんけどな』

ニシシッと笑い腕組みしながらゴミ箱に灰皿の中身を捨て去りフゥッと溜め息を吐き出し一度ヤニだらけの天井を無意味そうに見上げた。

『説教はまだまだ続くけん』

そして不意にヤニ切れから苛々し始めたのか貧乏揺すりし始める始末。

『はぁ、三咲まだかな?おっそいなぁ』

タイミング良くガチャンと玄関が鳴った。

『ただいまぁ、ハァ…日焼け止め忘れたけん、焼けちまうけんな』

『お帰り三咲、酒と煙草はあるか?』

『赤丸買って来たけん、酒は芋焼酎にしたけんな、白波安かったけん買って来たけんな』

『早速開けよか?』

『うん、赤丸ワンカートン一応買ったけんな』

『おおきにな、助かるけん後でタップリ…いや、今からタップリ可愛がったるけん、奥の座敷入れや、今度はしっかり布団位敷けよ、このふしだら女めがッ』
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