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人魚島
第4章 咲子の村案内
何を出すのだろう?と敦さんの手元を眺めればラークの箱だった。

『大麻、吸うけん?』

ニシシッと笑いながら振り返り箱を上下に振る敦さん。

『ハァッ?大麻ぁッ?アンタ捕まるけん、止めやッ!このアホたれッ!』

『あんあんイクイク』聞こえる中、敦さんが『常習性は無いけん、大丈夫やけん』と八重歯を見せながらニヤリとした。

『警察にバレたら少年院やッ!』

『バレへんがな、ここのガソリンスタンドやっとるにぃちゃんもシンナーやらで歯ぁボロボロやし頭かて回らん、仲良くしよや、大麻吸ったら気持ち良くなれるで?』

『馬鹿馬鹿しい』

『なぁ、物は試し様や、一本だけ俺に付き合えや』

咲子が乗るとは到底思え無かったが僕は興味があった。
酒はやるけど、煙草は一切やらない質だ。
覚醒剤に溺れた鬼ヶ瀬塚村著者の麦茶さんみたく麻薬には多少興味があった。

『じゃあ一本だけ貰うよ、先端に火を付ければ良いの?』

『せや、煙草吸うのと同じや、アンタ名前は?』 

『春樹…』

僕は呟きながら大麻の先端に火を付けた。
途端苦虫を潰した様な味が口内に広がった。
なんだか苦くて苦しいが煙草と然程変わら無い。

『じきにとっけとけに気持ち良くなるけん、咲子もやれや』

『ハルキ大丈夫?』

『ん?煙草と変わらないよ?』

『なら半分だけやるわ』

『よし来た』

敦さんが咲子に大麻を手渡した。
桜色の唇にそれを咥える咲子。
そして煙草を吸う感覚で一気に吸い込む。

『ああ、言っとらんかったな、肺には入れるなよ』

『難しいね』

咲子が先端をボンヤリ眺めながら呟いた。

『最初はそんなもんじゃけん、すぐ慣れよるわ、俺も吸うわ』

カチャッとライターを鳴らしながら大麻に火を付けコークハイを呷る敦さん。
僕はなんだか微睡みに近い感覚に陥っていた。
なんだか手足が重い。
そしてAVに触発されアソコはビンビンだ。

『ちょっとトイレ…』

僕は大麻を咥えたままフラリと立ち上がった。
早いとこ発射して射精し無いと触ら無くても射精しそうだった。

『外にあるけん、すぐ解るわ』

敦さんが言っていたがクラクラする僕の頭には生憎届かなかった。
なんとかトイレに迷いながら辿り着きまず溜まった小便を排尿した。
そしてそのまま大麻を咥えたまま陰茎を握り締める。

『な、なんだこれッ?』

途端脳内がクラクラした。
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