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人魚島
第4章 咲子の村案内
咲子の口付けをあらかた堪能し僕等は原付を走らせ誰も居無い田舎の公道を時速60㎞で駆け抜けた。
咲子の豊かで長い真っ黒の美しい髪の毛が靡いていた。
咲子を後ろから抱き締めながら次第にやがて中央図書館に辿り着いた。
駐車場は広々としていたが、役員しか車を停車させてい無い様子だ。
咲子が駐輪場に器用に原付を停車させる。

『行くけんね』

咲子が僕の手をギュッと握り締めながらズンズン歩いて行く。
自動ドアが開きエアコンの冷気が足元をくすぐった。
それを感じながら僕等は薄暗い玄関ホールに入りサンダルやらコンバースのスニーカーやらを脱いで入った。
中は座敷だった。
やたら広い。
窓口に暇そうな役員が居る。
咲子が軽く無表情で会釈したので僕も真似して慌てて会釈した。
役員も静かに会釈する。

『咲子、ワンピースだ』

『あ、ホンマや』

週刊少年ジャンプの尾田栄一郎の人気作品ワンピースが並んでいた。
思わず手に取り立ち読みする。
ヒロインナミの曲線に思わず勃起した。
前屈みになりながらワンピースの35巻を拝借する事にする。
誰も居無いエアコンの良く効いた広い広場に広がるテーブルのパイプ椅子に腰掛けて咲子は何やら古い文献、僕はワンピースを読んだ。
咲子のちょうど目の前に座りパラパラとページを捲る。
パラパラと乾いた音と咲子の可愛らしいスーッスーッと言う鼻息だけが静寂の中響いていた。
不意にワンピースを床に落としてしまうが咲子は一度目配せするだけで足元に転がったそれを拾ってはくれ無い。
『よッ』とテーブルの下に潜り込みワンピースに手を伸ばす。
途端僕は慌てて口元を覆った。
咲子が誘うかの様に股をツツーッと開きノーパンの股関を見せ付けて来たのである。
茂みの奥、クリトリスが見えた。
ヒクヒク小刻みに震えて誘っている。

『さ、咲子?』

『舐めろ』

『え?』

『舐めろ』

僕はおずおずとゆっくりゆっくり咲子の股関節に顔を近付けた。
咲子のアソコに僕の吐息が間違い無く当たる。

『あ…き、気持ち良い…』

咲子が甘ったるい声を上げる。

『さ、咲子ぉ』

『何?』

『シコッても良い?』

『下畳だよ?滲みになるよ?』

『我慢出来無い…なら、セックスする?コンドームあるよ?』

ハァハァクラクラしながら咲子の返事を待つ。

『やらんけん、はよ舐めろ』

僕は思わず項垂れた。
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