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偶然が運命にかわるとき
第3章 きっかけ

その作戦は見事に成功した。
「叶は勿論頑張った。
大きな成果も残してくれた。
そしてそれに全力でサポートしてくれた
みんなのおかげでもある。
叶、それだけは忘れるな。
ということで…打ち上げだ!
今日の夜、都合悪いやつはいるか?」
その声に一斉に
「いませーーん!!」
と声を揃えて皆が言い
「今日は定時解散!7時にKAGURAに集合!」
KAGURAは定期的にあるこういった飲み会で
いつも使う居酒屋さん。
「はーーーーい!」
全員の返事は仕事の時なんか
比べ物にならないくらい
元気で意気揚々としていて
神谷さんはため息混じりに笑った。

