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偶然が運命にかわるとき
第4章 気持ちの変化


「皆が来る前に出来上がって

寝ちゃうとかやめてくださいよ~!?

そういうの全然考えないんだから。」



「母親みたいなこと言いやがって。」



と言い返して来た神谷さんの顔を見ると

神谷さんも私を見てお互い笑った。



その後もたわいもない話をして

言い合いながら笑って時間を過ごした。



なんだかんだで時間はあっという間に

過ぎてしまい勇さんが集合時間の

10分前に部屋に入ってきた。


私たち2が人きりだったことに

勘違いをしてかなり動揺していた。



「あー俺、外で皆のこと待ってようかな…!

部屋、わかんなかったら困るし!」



と言うので



「別に何にもないですよ!(笑)

ただ早く来てしまっただけの2人です。

勇さんも座って待ってましょ!」



と言うと勇さんは神谷さんの顔をちらっと見た。



「本当になんもないよ。(笑)」



と神谷さんが言うと勇さん本当の

安堵の表情を見せた。
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