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偶然が運命にかわるとき
第7章 目を覚ましたとき

「ごごごっ…ごめんなさい!
そんなつもりはなくって…!
でも神谷さんが……」
と言いかけたがその先はさっきの
自分を思い出すと言葉が詰まる。
「でも俺がどうした…??」
ニヤニヤして私の答えを煽る。
「もーっ!意地悪しないでよ…!」
と恥ずかし過ぎて涙ぐむ私を見て
頭をポンポンと撫でながら
「ごめんごめん、つい。(笑)
コーヒー飲むか?」
不貞腐れながらも
「…いただきます…」
「じゃあ行くぞ。」
と言うので
「服着たら行きます……」
そう言うと神谷さんは大笑いして
「悪い、じゃあコーヒーいれとくわ。」
そう言って満面の笑顔で部屋を
出ていった。

