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Laziness と Hard working
第27章 束の間
『亜麻屋さん
やっぱりね(笑)』
亜麻屋に耳打ちする
‹はぁ〜
言うことないなぁ
バレてましたか?
何時から気づいてましたか?›
また耳打ちをして
『よろしくね♪
撃ち落としてください』
と笑った
やっぱりそうなんだね(笑)
杏は嬉しそう
『もう少し寝ても良いかなぁ
シャワー浴びたいけど
どうしようかな
眠い!』
ユラユラしはじめた
「杏は寝たほうが良いね
シャワーじゃ無くて
ゆっくりお風呂に入れば良いよ」
話し終わらないうちに
ソファに横になり
もう寝てしまったみたい
掛け物を取りに行こうとすると
〖いつもはこんなに
寝ないんだろう?
ハグも神経を使うんだな〗
「よく寝るんだ
だから僕もそっと出かけて
帰ってくるまで寝ていたりするし
平気で何時間も寝るんだ
お風呂に入れても気づかなかったり
どこまで熟睡しているやら(笑)」
〖はあ?
お風呂に入れてもって
お前が入れるのか?
気づかないって〗
「そうだよ
いつもだからね
また
お風呂に入れてもらっちゃったぁ
そう言うんだよ
可愛いよね(笑)」
〖バカップルだな(笑)
杏ちゃんは
それで何も言わないのか?〗
「ん?
僕が好きでしている事だからね
杏といつもくっついていたい
何も言わないよ杏は」
〖呆れているんじゃないか?
あぁ
だからシャワー浴びたい
そう言ったが
入らないのか?〗
「今は違うと思うよ
ただ疲れているんだ
寝ないと持たないからね
叔父さん達も
ご飯を食べていかないか?
杏は一緒に食べたいと
言うはずだから
杏の好きな物を作るけど
口には合うと思う」
〖ネットで食材を頼むのか?
まだ危ないからやめておけ〗
「叔父さん
抜かりはないさ(笑)
僕は杏のためなら何でもする」
と電話をしはじめた
『電話したの?』
ん?
「起きていたの?」
『zzz』
えぇ〜
夢かな?
「僕が父に電話をしたかを
気にしていて
寝ながら
早くしろと言ったんだ💦💦
父に電話してくる」
雅貴は
しばらく戻って来なかった
八雲は杏を覗き込み
〖やっぱり寝ているのか?
不思議な人だよな
所でお前達は
杏ちゃんに何を言われたんだ
教えろ
杏ちゃんが知っていて
私が知らないのはおかしいだろう
隠し事をするな!〗