この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
Laziness と Hard working
第27章 束の間
RURU RURU RURU
⋯は⋯ぃ⋯
· · ·
変わりました
あんの携帯です
あっ叔父さん
聞いてます
さっき父から電話が来ました
杏にはまだ
そうなんです
疲れてるのかな
まだ寝ています
できればもう少し
寝かせたいところです
そうですね
じゃあ17時頃に
それまでに準備させておきます
はい
後で
ふぅ
父は杏に何の用なのか?
杏を迎えにと言った
父が関与しているはずはない
嫌な感じはしないが
でも気になる
まさか?しりあい?
わからないなぁ
そろそろ杏を起こして
お風呂に入れて
ご飯を軽くでも食べさせないと
まだ寝ている(笑)
可愛いチュッ♡
抱きかかえお風呂に
服を脱がすのも慣れたよな
いつも寝ていて
服を脱がされても
気づかないとは💦💦💦
僕を信じてくれているんだね
今日は悪戯できないな
父さんのところに
行かないとだからね
ポチャンと湯船におろそうか?
やっぱり洗ってからだね
シャワーを浴びさせると
ゆっくり目が開いた
『ありがとう(๑•᎑•๑)
また入れてもらってる(笑)』
ちょっと出かけないとだから
本当はまだ寝かせたかったのに
ごめんね
『何で謝るの?
雅貴さんに何かあるの?
はっ!お父様?』
うん
ゴメンね
父は杏を知っている感じがするんだ
杏は父さんの事は知らないよね?
『凄い方に知り合いはいないはず
雅貴さんを除いては』
僕かぁ
僕はあんまり凄いとか
無いんだよ
父は凄い人だけど
『雅貴さんも凄い人だよ
麗子ちゃんが騒いでいるくらいだから
私の基準は麗子ちゃんだから』
あん?
父さんに会って何か言われても
気にしないで
でも何で杏も一緒にって
言ったのかなぁ
『何時に行くの?
支度しないとだよね?
何を着ていこうか?
あんまり綺麗な服ないよ』
杏の好きな格好で良いよ
着ている物で判断されないはずだから
『履き物はちゃんとしていくね
だって足元見られたら困る』
ふっ!
杏はちゃんと知っているんだね
でもそれも気にしないで
僕がちゃんとフォローするから