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Laziness と Hard working
第27章 束の間

『雅貴さんは?
私は記憶の操作は出来ないから

本気だよ
雅貴さん
貴方にはとても感謝している
だから
貴方に害が及ぶ事は
私の望まない事なの』

杏?
聞いていい?
今城さんと亜麻屋さんも
見せたよね?
何故?

『これからの為に
見せたの
今だけ
つかの間の休みだから』

杏はこの先の事を?


『約束出来るの?
雅貴さん
あなたに害が及ばないために
私の出来る事をするだけ

その為に
今日は雅貴さんのお父様に
会わなくてはいけないんだよ』

杏は何を知っているの?
予知夢で何を見たの?

『雅貴さん
約束して
もう誰にも話さないと
そうでなければ
私は貴方の前から
居なくならなくてはいけないから』

もう誰にも話さない
これから会う父にも
だから
居なくなるなんて
言わないで

僕も杏が居なければ
生きていても意味が無い

だから
機嫌直して
出かけようね

『お腹空いたし
出かけるよ
カフェで何食べようかな?
あんまり甘くない物が良いけど』


着いてから決めなよ

『ん〜
だってお腹が空いて
プリンかな♡』

何でも好きな物を
頼むと良いから

〖杏ちゃんは
甘党じゃ無いんだね?
何が食べられるの?〗

『その時に
気が向いたのを
食べるの
雅貴さん
出かけようよ

急にお腹が空いちゃった』

「ここで食べていく?」

『だって
時間も気になるし

雅貴さんに迷惑だし』

「僕の作ったのが
良い人は?(笑)」

『はぁ〜い(๑^ ^๑)/』

「プリンは無いけど
杏仁豆腐はあるよ」

『うっ♡
それが良いなぁ』

「叔父さんは?」

〖あっ!
良いのか?私まで〗

「良いよ
沢山作ったんだ
昨日の朝
あんが好きな物
今城さんたちにも出したけど
まだ残ってる(笑)」

『何があるの?』

「嬉しそうだね
杏の喜ぶ物は
何だろうね(笑)」

『ん?
シュウマイかな?』

「当たり!」

『食べたいけどぉ
水餃子も魅力あり
あっ!スープだ
水餃子できる?』

「出来るよ」

『雅貴さん
Kissしてあげる♡
頬を出してして』

-☆Chu!!

「ありがとう」


〖やれやれ
仲が良すぎて
当てられっぱなしだなぁ〗



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