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Laziness と Hard working
第28章 雅貴の父

社長
専務達がいらっしゃいました

《あぁ通してくれ》

〖義兄さん
お久しぶりです〗

「一体、何の用でしょうか?」

『初めまして
藤井杏と言います』

《藤井さん
今日は来てくれてありがとう
いつ会えるかと楽しみにしていましたよ》

?? 

「お父さん
どういう事?
会いたかった?」

まぁ、座りなさい

何か飲み物を

「カフェ・オ・レを
ふたつと叔父さんは?」

『私はアイスコーヒーがいいなぁ』


杏は奥せず
父に会っても
偉い人と思わずに
対応しているのかな?

それはそれでいいのかもしれない


私が雅貴の父です
今日は本当に良く来てくれました

まずは
最近の事件について
杏ちゃんは
もう心配しなくて良いから

私の方で全て方を付けようと
そう思っているんだ

それなりに調べはついているし
杏ちゃんに辛い思いは
もうさせられないから

「さっきから
杏ちゃん!杏ちゃん!
って知り合いみたいに
馴れ馴れしいよ
不愉快だな」

雅貴は
口を出さないで
しばらく私の話を
聞いていてくれないか

大切な話をするんだから

「⋯杏が嫌じゃなければ」

『雅貴さん
お話を聞きましょう
何故か私は
お会いした事がある気がします
間違えていなければですが』


⋯⋯
何から話をしようかと

藤井さん?
藤井康綱は貴方のお父さんだね?

『‼』

思わず雅貴さんを見る
そして雅貴さんと目が合う

驚いた顔をしている

「調べたの!」

いや
私は藤井康綱を知っているんだ

いつも
武将のような名が嫌いだ

そう私に話していた

『‼⋯
何で父の口癖を知っているのですか?』

私と康綱は
大学の先輩と後輩のなかだ

とても気の付く
いい後輩だったよ

私は
康綱の葬儀に行ったのだよ
だから見覚えがあるのかな?

とても可愛らしく育っていた
葬儀で怒鳴り散らしていたけどね

この写真を見てくれ

若い頃の父と
雅貴さんのお父様が写っていた

もう一枚
およそ2.3歳の私と
隣に居る男の子は誰だろう?
面影はある
隣に座っている雅貴さんなの?

『この方は?
まさか雅貴さん?』

雅貴
お前に許婚がいると
話した事があるよな?

藤井康綱と私だけの
細やかな楽しみだったんだ


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