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Laziness と Hard working
第29章 杏ちゃん 実家に帰る
“今上がると
杏がいるでしょ!
お兄ちゃんは
妹の裸体を見たいの?”
( //Д//)
(お母さんは何を!
杏の部屋だって入らないのに
ちゃんと声くらいかけるし)
ブツブツと独り言の様に
杏のお兄さんは言って
それでも2階に上がって行った
(あん?悪いな
パンツを取りに来たから
開けるぞ
良いかぁ?)
『あっ待って
直ぐに出るから』
(そうか
じゃぁ待っているよ
なぁこっちに戻って来ないか?
お母さんも俺も心配でさ)
ガラガラ
『戻るか戻らないかは
明日のお話し次第だよ
あつ〜い』
さっさと下に降りていった
妹の後ろ姿を見ながら
(心配なんだよ
もう壊れたりしないか
お父さんは居ないし
いつまでも
お母さんを心配させるなよな)
◯。 ............................. 。◯
(着替え持ってきました
サイズが合うかわからないですが)
今城
コンビニに行きますよ
私達は杏さんの警護で来ています
そこまでお世話になれません
ご厚意だけ頂きますね
『私も行こうかなぁ
地元限定の物があると良いなぁ』
(だめだよ
杏は家に居なさい!)
『嫌だよ
車で行くから大丈夫だから
今城さんと亜麻屋さんも
一緒に行くから
ねぇ!
お兄ちゃんお願い』
“好きにさせなさい
どうせ利かないんだから
よろしくお願いします”
『おかあさん
ありがとう-☆Chu!!
大好き٩(*´ `*)۶♡
ハグしちゃう』
ニッコリ笑ってる
杏さんのお母さんは
別嬪さんだ
お父さん似だと言っていたけど
お母さんにも似てるね
車を出してもらって
運転は亜麻屋さん
麗子ちゃんの家の前をわざわざ通り
遠回りをして
コンビニに
見たこと無いのは?
あっ!
このおかし
そうだった
地域限定だった
なんて思いながら
大好きな地域限定の物を買っていた
ふたりは?
早々と買い物を済ませて
雑誌を物色中
視線を感じる!
振り向くと
麗子ちゃんが居た
【杏?
今頃何してるのかな?(笑)
明後日に会えるのに
嬉しい】
大好きな麗子ちゃん
亜麻屋さんが見てますよ