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Laziness と Hard working
第29章 杏ちゃん 実家に帰る
長い女子の話し
待つこちらの身になって欲しいが
仲良しならいくらでも話はあるだろう
亜麻屋
俺
昨日なんですが
麗子さんに告りそうになりました
今城
やめたのか?
亜麻屋
今じゃない気がして
今城
わかる気がするな
事件も解決していないし
麗子さんはいちど戻って
それから
始まるんだよな?
亜麻屋
そうなんです
休暇を取れたら
会いに行こうと思ってます
今城
それが良いよ
休みは私がフォローするから
亜麻屋
俺、杏さんが
いろいろ気遣ってくれて
麗子さん付きにしてくれたのに
不甲斐ないです
今城
多分、全部お見通しなんじゃないのか?
彼女には嘘も隠し事もできない
そんな感じがするよ
亜麻屋
ですよね?
ハグしただけで
相手が何を考えているとか
解っているんだから
凄いと思います
それにしても
長いですね
声かけてみようかなぁ
今城
嫌われるような事
するなよ
外の話し声が聞こえたかのように
ドアが開きふたりで
迎え入れてくれる
しかし
タイプは違うが
美しい女性達だ
【じゃあ杏
またね
明日かな?杏の家に行くから】
『うん
気をつけて帰ってね』
手を振って
麗子ちゃんと
亜麻屋さんを見送る
今城
杏さんも帰りますか?
話は家でも大丈夫ですか?
『ここで聞いて欲しいの』
椅子に座り
お茶でもと私に勧め
私に座る様に促された
『今城さん
仕事だと思ってね
私のお願い』
わかりました
話してください
しばらく沈黙がある
『今城さん
私を抱いてください
一度だけで良いの』
はっ?
何を言っているんですか!
『遊びとかじゃないですから』
わかりますけど
そんな事を出来るはずないです
『今城さんにしか頼めないんです
何故か?
理由もあるけど
先に話せないの』
だから髪が濡れているの?
麗子さんは知っている?
『全部話したの
私の為に
これからの為に
抱いてもらえないですか?』
ハグでも良いですか?
駄目ですよね?
少し考えても
と言いかけた時に
Kissされた
杏さん
待って!
またKissをされた
“あぁ理性が
私は貴方が好きなんだよ?
何故そんな?”