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Laziness と Hard working
第29章 杏ちゃん 実家に帰る
(悪かったよ
杏もう勘弁してくれ
嫁が凹んでいるだろう)
『良い機会だから
お盆だってそれぞれお客様が来る時も
親戚が来る時も
肉は出してはいけない
それが藤井の親戚の仕来りなのに
ちゃんと教えてあげないから
お盆や来客時に
恥をかくのは
お母さんじゃなくて
お義姉さんだよ
わかってるの』
お義姉さん
わかりました
もう肉料理は作りませんから
『お義姉さん
ごめんなさい
ダメお兄ちゃんのせいで
嫌な思いさせちゃって
藤井の親戚って
変わった風習があるの
お兄ちゃんに聞いておかないと
後で大変な事になるからね』
♡゚+o。。o+゚♡゚+o。。o+゚♡゚+o。。o+゚♡゚+o。。o+゚♡
ご馳走様でした
『これから
麗子ちゃんの家に行ってきて良い?
どうしても話しておく事があったの』
ポイポイと手を振り
行ってきて良い事になった
『行ってきてます』
今城
ご一緒します
『えっ?
ダメだから』
外で待っています
車を借りられませんか?
『わかった
お母さん
車を貸して♪』
ありがとうございます
今日は
意外な一面が見られました
ちょっと驚きました
『兄が悪いんです
お義姉さん
大変なのに
我が家は
父が亡くなるまでは父が絶対で
次に私だったの
だから
外に出てしまっても
私の言うことは絶対なの
母は料理が出来ないだけなのに
親戚から冷遇されて
兄は料理出来ないからダメで
何かよくわからないけど
本家の言うことは
聞かないとなんだよ』
杏ちゃん
今だけ1度きりの
Kissしたいんだ
『ダメ!
もう麗子ちゃんの家に着く
じゃあ待っていてね』
長いな
すでに
1時を過ぎた
まだ話しているのかな
女子トークは長いよ
じゃあまたね
気をつけて
襲われるなよぉ(笑)
『帰る時に寄ってね
また女子会しようね
ハグハグぅ
麗子ちゃん大好き♡』
『ありがとうございます
お待たせしました
今城さんが居てくれたから
ゆっくり話しが出来たよ』
杏ちゃん
『亜麻屋さんが見てるから』
‼
わかった
何処か静かな所に
ナビをいじりだし
ここに行けと
亜麻屋に手を降る杏ちゃん
『今城さん
ダメ!
もう焦り過ぎ
麗子ちゃんに話してあるから
静かな所に行こう』