この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
Laziness と Hard working
第29章 杏ちゃん 実家に帰る
何処かホテルに行く?
『それはまずい気がするけど』
オレは杏ちゃんを抱きたいんだ
『さっきはKissって』
嘘をつきました
ごめんなさい
『私
雅貴さんの所に戻ってから
それからでも
身体が痺れて
凄かったの
今日はちょっと辛いかな
時間も気にしないで
今城さんが付き添いで
遊びに行きたいって
言えば
大丈夫でしょ?
昼だけだけど
雅貴さんが出かけてから
帰るまでの時間かな?
ちゃんと今城さんと
デートしてきます
そう言って出かけるから
私は平気なんだけど
今城さんは大丈夫?』
杏ちゃん
今日なの
オレは今日で終わりにする
そのつもりで⋯
私がナビで出した所は
河川の海に出る所にある
公園だった
このやり取りだけで時間取ってるよ
だから私からKissした
大人なのに可愛すぎて
でも車じゃあ
Kissまでね
『あんな痺れてしまったら
朝ご飯も作れないから
お願い瑞輝さん
今日はこれで我慢して』
明日、戻ろう
坪倉さんが会社に行って
まだ帰らないと思っているから
泊まれる
『そうね
明後日なら良いよ
明日帰ったら気まずいままだから
我が家のルール
お兄ちゃん
ちゃんと話してないと思うの』
明後日?
絶対だよ
『良い子だから
わがまま言わないで』
杏ちゃん
本当に好きなんだ
『それ以上は言わないんだよ
私は瑞輝さん
身体の相性は絶対に良いと思ってる
まさか今城さんと
こんなに合うなんて
もう
帰ろうよ
覗かれちゃうよ(笑)』
帰ろう
約束だよ
翌朝
お母さん
私 明日帰るね
タッパに何日分か
料理をつくっておくから
食べてね
冷凍もしていくから
鍋で煮たりしなくても
良いように
分けていれておくね
“坪倉さんの事
いつか話せるの?
パパはあの息子さんと⋯”
『知ってるよ
だけどそれは
子供の時の話しでしょ』
沢山の料理を作った
冷蔵庫がパンパンになるほど
作った
お義姉さんに聞いてみた
できる限り私の知っていることを
伝えて守れないことは無いか確認した