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Laziness と Hard working
第30章 嘘はつかないけど

「本当は?」

『知らない』

「あん? 僕の事
好き?
そう言ったよね?」

『知らないよ
雅貴さんは夢を見ていたんでしょ?』

「夢なの?
嬉しかったけどね

何時かな?
まだ早いね
もう少し寝ようよ」

とぎゅ~ぅっと
私を抱き締めて

「大好きだよ -☆Chu!!」

危なかった
バレちゃう所だった


おじ様からの電話で起こされた
雅貴さんは
不機嫌な顔をしている

「嫌だよ
こっちでルームサービス頼むから
わざわざ行かないよ
杏は夢の中だから
まだ起こさない」

起きたと言おうとして
笑いながら口を手で覆われた

「じゃ
待ち合わせは10時で」

ピッ

髪を撫で
杏にKissをする
僕はこの瞬間が好きなんだよ

杏が居てくれる
それだけで
1日が幸せなんだ

「あん?
本当に夢でも良いんだ
好きって言ってくれないかなぁ」

あれ?
また寝ちゃったの?
お風呂に入れちゃうぞ

寝たふりしてもバレちゃうね

でもお風呂に入れて欲しいなぁ
ウトウトしながら
そう思っていたら
あっという間に脱がされた

スッと抱きかかえられ
お風呂に連れて来られた

「杏は寝てるのかなぁ?(笑)
襲っちゃうぞ
帰ってきたらいっぱい愛してあげるよ
杏が悲鳴あげちゃうくらい」

『バレちゃった(笑)』

「僕の寝込みを襲ったんだから
覚悟してね
不味いとか言うし」

『美味しくなかった
そう言ったの(笑)』

「何でそんな事をしたの?」

『雅貴さんを悪戯したかったのかな?』

「ふぅ~ん
いつも僕にされているから?」

『よくわからないんだ
目が覚めて
雅貴さんに触りたかったの』

「僕の息子だろ(笑)」

『雅貴さん
緊張していて
何か和みたかったのかな』

「僕が杏の役に立つなら
何でもするよ
そろそろ上がって
ルームサービスを頼もう」

『うん』



ほとんど食べないで
何かを考えている

「杏! 
ア〜ンして
食べさせてあげる」

『雅貴さん
いつもみたいに
膝に乗せて抱いてくれないかなぁ
ぎゅっと抱き締めて』

「良いよ
おいで杏」

手を広げて私を受け入れてくれる

『ありがとう』

ギュ〜ゥ
抱き締めて

杏が耳元で何かを囁く
また聞こえない

不安なんだね



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