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Laziness と Hard working
第31章 藤井家 の 人々

“疲れちゃったのね
後片付けも有るのに
ここで横になられると困るわ

慧 部屋に連れて行ってよ”

(流石に嫌だよ
妹でも
襦袢1枚なのに抱えたくない)

「あの私で良ければ
運びますよ
どちらに移したら良いですか?」

“雅貴さんよね?
大きくなって
とても素敵な男性になっていたから
さっき
お話できなかった(笑)

お願いしていいですか?”

(隣の部屋に布団を出してあるから
そこに横にしてもらえれば)

「わかりました」

そっと杏の元に立ち
いつもの様に抱きかかえて
隣の部屋へ

母は雅貴さんは杏が好きなのね
そう思って思わず笑ってしまった

いったい何時から
付き合っているのかしら?
杏が起きたら聞かないとだわ

なんて思って
片付けをしていた

兄は
雅貴?
知り合い?
子供の頃の記憶に確か?

(聞いても良いですか?
まだ子供の頃の記憶ですが
坪倉さんって
家に遊びに来た事ありますか?

雅貴さん?
マサくんって記憶があるんです)

「マサくん?
あぁそう呼ばれたね(笑)
父に連れられこちらの家に
遊びに来ました

そうか
マサくんって呼ばれていた(笑)」

あの時 杏をお嫁さんに
なんて言っていたよなぁ
俺も雅貴さんも

杏は可愛かったし(笑)

「杏さんは今も可愛いですよ」

(まさか?
杏と付き合ってますか?)

「僕は付き合いたいです
一生彼女の側で暮らしたい」

(ふむぅ
それは置いておいて
坪倉って
もしかしてもしかしますか?
母も知っているみたいだけど)

「それは私もわからないですが
もしかしてはそうですね」

ずっと知っていたの?
妹は色々とあって
その幸せになって欲しいんだ

「出会ったのは今年です
お互いに子供の頃の事は
忘れていたんです
父に知らされて驚きました」

そう
お付き合いはしていないの?

「どうでしょう?
僕からは話ししない約束なので
杏さんは自分で話したいでしょう

大切な家族ですから」

杏は父に似て頑固だから
あんなに華奢な身体になって
それでも今日みたいに
頑張っちゃうんだ

目が離せない

だから母も俺も
家に戻って来て欲しい
そう思っていたんだ



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