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Laziness と Hard working
第31章 藤井家 の 人々
早く帰りなさい
麗子ちゃんに言われるままに
麗子ちゃんの家を出た
「待ってたよ♡」
なんで知ってるの?
「慧さんが送ってくれたんだ
ホテルに戻らないか?
ちゃんと話しをしたいんだ」
断ったら?
「(笑)無理にでも連れて行くよ
今日だけはね
麗子ちゃんに挨拶しようか?」
そうだね
電話するよ
RURU RURU
どうしたの?
また話足りない?
『雅貴さんが下にいるよ
挨拶したいんだって』
えぇ〜
わかった
今出るよ
ピッ
《雅貴さん
お久しぶりです
杏に告白したんですね》
「本気でね
でも断られそうだよ(笑)」
《雅貴さん
耳を貸して》
ゴニョゴニョ
ゴニョゴニョ
「ありがとうございます
麗子ちゃん
頼りになりますね」
『なんで麗子ちゃんとか
変なの
麗子ちゃんは
私が大好きな人なのに
雅貴さんも好き?♡
それなら許してあげる(笑)』
《早く帰りなさい(笑)
バカップルなんだから》
『心外だよ♪
バカップルとか
雅貴さんは馬鹿じゃないし
私はバカだけど』
「杏
墓穴を掘るような事言わないの
天然なんだかわからないよ(笑)
そこが可愛いんだけど」
《デタデタ
だからバカップルなのよ
雅貴さんもかなり天然ですよね?》
「僕は免疫が少ないだけです
麗子さん
また寄って下さいね
帰る前でも
ご馳走しますから」
『うん
次は一緒に旅行しようね』
《どこに帰るの?
ホテル?
後で行くかも》
『うん
待ってるから』
「杏 TAXi呼ぶよ
良いの?」
『荷物は?』
「そうか
取りに行くね」
『うふふ
お兄ちゃんに迎えに来てもらおう』
☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~
ねぇ杏
『麗子ちゃんに何を聞いたのかなぁ』
うっ!
それは言わない
『何でも話してくれるんじゃないの?
雅貴さんは嘘つき?』
麗子さんが言わないでって
『そうか
じゃあ良いよ
私ちょっと寝ても良い?』
「そうだね
早起きしたし寝た方が良いよ
僕も寝ようかな」
てもう寝てるよ(笑)
藤井 杏 さん
僕は貴方が大好きです
側に居たくて
側に居てほしくて
愛しているよ
ずっと僕と一緒に居て
年をとっても
僕の側に居て欲しい