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Laziness と Hard working
第32章 穏やかに

《ずっと一緒に居たいんですね
でも杏の家は
知ってますよね?

もし
杏と雅貴さんの子供が出来たら
坪倉を名乗っても
関係があるでしょう?
どうするんですか?》

それは
杏が考えるよ
僕は藤井の家のことは
口出ししないって決めたんだ

家業の事は
僕もわかるからね

杏は坪倉の事を知っても
今まで何一つ
聞いた事が無いんだよ

だから
僕も同じスタンスでいたいんだ

例え、それが
杏と僕の子供でも
藤井の家のことだから

《そんな!
心配じゃないんですか?
杏は興味が無いだけとか?》

 杏が今までしてきた事を考えても
自分の子供に押し付けたり
きっとしないと思う
だから僕は
杏が決めたらそれに従うよ

興味が無いんじゃなくて
杏は口を出さなかったんだと
そう思うよ

《私ね(笑)
高校生の頃
慧さんに憧れていたんです

そしたら杏が
付き合うのは良いけど
お嫁さんにはならないで
大変だから

そう言ったんです
杏のお父さんの事
ちゃんと教えてくれなかったけど
何かあるんだろうな
そう思っていました》

僕の口からは何も話せないよ

《雅貴さんは知っているんですか?》

悪く取らないでね
何も話せないんだよ


『ふたりとも
我が家の話は良いから
ご飯は終わりにしますか?

お茶飲みましょう』

片付けは僕がするから
早くビデオ持ってきて

お茶も僕がする

杏は冷たいので良いの?

麗子ちゃんは?

あっ麗子さんは?
ごめんね
杏が麗子ちゃん!麗子ちゃん!
そう呼ぶから間違えちゃったよ

《杏はウーロン茶ですよね?
私も一緒で
ちゃん付けでも呼び捨てでも
好きに呼んでください
杏は怒るかな?》

『麗子ちゃんが良いなら♪

見る?
可愛い雅貴さんを
クスッ』

《みたぁ〜い
杏の小さい頃も
映っているんだよね?》

『そうなの(ฅฅ*)💦
 麗子ちゃんびっくりしないでね
恥ずかしいから』

《絶対に杏は可愛いよ
楽しみだね?
雅貴さん》

うん♡
杏は可愛いから
僕が子供の頃でも
お嫁さんにする!
そう言ったんだよ

『それは聞いた話ですよね?
お父様から(笑)』

杏は意地悪なんだよな
時々ね(笑)

《それって
雅貴さん限定じゃないですか!
杏は心を開いてるんですよ》



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