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Laziness と Hard working
第32章 穏やかに
えっ?
心を開いてる?
《杏は誰彼なく
意地悪なんてしないし
気を許してないと
悪戯もしないですよ(笑)
良かったね
雅貴さん♡》
そうなの?
(///△///;)””
(*/∀\*)
『見ますよ♡
雅貴さん
聞いてね
ちゃんと見てね』
ん?
《きゃ〜♡
杏、めちゃくちゃ可愛い
お人形さんみたい
雅貴さんも可愛いね
この頃から
カッコイイよね?
ねえ杏?》
しれっと見ている杏
『麗子ちゃん
騒ぎ過ぎだよ♡』
《杏が可愛いくて
いやぁ〜ん
抱っこしたい♡》
『雅貴さん
麗子ちゃん
ここからちゃんと聞いて
父と雅貴さんのお父様の
話し声が聞こえるでしょ?』
先輩
杏が16になる前に·····
康綱はそれで良いのか?···
先輩それが杏の為なんです····
康綱は杏ちゃんが
大人になる前に···
雅貴で良いのか···?
先輩にしか頼めないですよ
私が見守っていられる時間は
そう長くないと思いますから
康綱!
きゃ〜
まぁくん
ちゅうしたの?
杏ちゃん♪可愛いから
大きくなったら
僕のお嫁さんになってね
『杏ちゃん
って呼んでるね?
まぁくんって呼んでるし(笑)
子供の頃はそう呼んでいたんだね
ねっ? まぁくん(笑)』
やめろよ
がらじゃないし
杏は可愛いね
子供の頃も今も
Kissしちゃったのも
わかるよなぁ
これ
後でプリントアウトする
photoにして飾るよ
『そうじゃなくて
父達の話なんだよね
大人になる前って話していた事
おじ様に聞きたいの』
そこかぁ
僕は大体わかったよ
杏と僕を会わせて
付き合わせたかったんじゃないかな?
あわよくば
杏の初めても僕に
そう思っていたと思う
そして嫁にって
そういう筋書きなんじゃないかな?
『あ! そうかぁ
わかった!
ふぅ〜ん
思い通りにならなかったけどね
私がお付き合いした先輩がいたからだ
父は初体験しろみたいに
急かしたもの』
《何の事?
初体験って?》
麗子ちゃんは知らないの?
杏のお父さんのお仕事は?
『会社員という
仮の姿しか知らない
よね?
話してなかったよね?
何か話せなかったんだ
我が家の生業を』