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Laziness と Hard working
第33章 麗子ちゃん 行ってらっしゃい そして私も
よく寝たなぁ
隣に寝ていた杏が居ない
WHY?
WHY?
WHY?
寝ボスケの杏が居ない?
《杏?
あ〜ん!
あ〜〜〜ん!!❣》
『おきたぁ?
ご飯作ってたよ
お腹空いちゃって(笑)
麗子ちゃんはご飯?
パンが良い?』
《は!?
杏がご飯⁉
作ってるの?》
『たまにね
雅貴さんが喜んでくれるから
和食三昧だったから
中華です!<(๑¯﹀¯๑)> エッヘン!!
というか、思いつかなかったの
中華おこわを食べたかっただけで
(ฅ∀<`๑)てへっ♡』
《そうなのね
野菜食べたいけど
杏は他に何を作るの?》
『お野菜は大体あるから
大根と手羽の中華風みたいなのと
麗子ちゃんは何を食べたい?』
《杏の茶碗蒸し!》
『了解(笑)』
《杏の料理は久しぶりだね
お父さんが好きだった
里芋の何かを作って♡》
『また和食だけど良い?』
《何でも杏が作るのは好きだよ
でもお腹空いちゃったね》
『簡単なもの作るよ』
《良いよ!
先にシャワーを浴びさせてもらおうかな
杏のご飯、楽しみにしているから》
『はぁ〜ぃ♡
ゆっくりね
里芋の料理って
何にしようかなぁ
コロッケ!
後は?
思いつかない(汗)
·
·
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·
·
グラタンにしてみようかなぁ
ん?
肉巻きとか?』
冷蔵庫を漁る
“雅貴さん
ごめんなさい”
そもそも里芋が無かった
買い物に行かないとダメみたい
『麗子ちゃん
ちょっとお買い物に行ってくるよ』
シャワー中の麗子ちゃんに声をかけて
買い物にでた
〔ねぇ!〕
『?』
〔貴方が藤井さん?〕
『どなたですか?』
〔雅貴さんの婚約者です〕
『私に関係ありますか?
お名前を伺っても?』
〔坪倉さんの家に住んでるんでしょ?〕
『そうですね
部屋が見つかるまで
坪倉さんのご厚意で
同居させてもらっています』
〔部屋が見つかるまで?〕
『雅貴さんのお父様の許可も
頂いています』
〔お父様?
なんで知っているの?〕
『私の父の友人で
私の実家にも
何度か来て頂いた事があります』
〔えっ?
親が知り合いなの?〕
『婚約者なら聞いていないのですか?
お名前は?
名乗るのが礼儀では?』