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Laziness と Hard working
第33章 麗子ちゃん 行ってらっしゃい そして私も

杏はスマホを取り出し
何処かへ電話しはじめた
更にスピーカーにして

〔どこに電話をするの?〕

杏はニッコリ笑い
『こんばんは
おじ様、今お時間大丈夫でしょうか?

雅貴さんの婚約者と言う方が
お見えになっています

私に関係ないですよね?
今は大切な友人が来ていますので
雅貴さんに来て頂いて
対応して頂きたいのですが
雅貴さんはお仕事は終わりましたか?』

杏ちゃん
その人は誰?
私が知らない事なので
無視していいよ(笑)

雅貴が婚約なんて
今更あり得ないからね

『という事は、
私はこの方のお相手はしなくても
良いですね?』

あぁ、大丈夫だよ
警察呼んでも良いからね

『わかりました
お忙しい中ありがとうございました』

ピッ!

『と言う事で
私は失礼致します
雅貴さんが帰って来るのを
待って頂いても構いません

私に近寄らないで下さいね
警告しましたから

それでは失礼いたします』

〔何なの?
さっきのは誰なの?〕

『貴方に答える義務はありません
警察に電話します』

〔してみなさいよ
できるわけ無いでしょ!〕

スマホを触り
『八雲さん?
今どちらにいらっしゃいますか?

雅貴さんの家の前で
言いががり?
それともストーキング?
女性がいらっしゃいます

私はこの方の対応をしたくないので
申し訳ありませんが
こちらに来て頂けないでしょうか?』

〔あんた!
誰に電話してんのよ〕

杏の腕を掴み
スマホを取り上げようとする

『触らないで!
貴方の名前聞いていないけど
名乗れない方の相手はしませんから

大野香代さん
私は貴方の事を聞かなくても
知る事ができるんですよ』

〔なっ!
何で私の名前を〕

『お勤め先もご実家も
全てわかりますよ

私に近寄らないで
それが貴方の為です

これ以上付きまとうなら
それなりの対応をします』

何分も立たずに
八雲さんが走ってくるのが見えた

『警察の方が来られました
逮捕されたくなければ
直ちに消えて、
私の前に二度と現れないで下さいね』

〔捕まるわけないじゃない
ふん!
嘘つき!
警察なんて呼んでないくせに〕

八雲が到着し
速やかに捕獲された

〔いやぁ〜
何のつもり?痴漢?〕

〚私は警視庁の八雲と言います
こちらの方に触っただけで
貴方は危害を加えた事になりますから〛



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