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Laziness と Hard working
第33章 麗子ちゃん 行ってらっしゃい そして私も
『だから注意したのに
貴方の為にね
名乗らず、私に危害を加えた
不審者扱いになりますよ』
〔あんた、何者なの?
雅貴にあんたみたいな女は
似合わないのよ
悪女でしょ?〕
〚名誉毀損も含まれますね
この方は坪倉に
大変貢献されている方なんです
社長にしれたら大変な事になりますよ
藤井さん、この人は何者ですか?〛
『一瞬だったのでハッキリわかりませんが
雅貴さんの会社の方か、
関連のある会社の方ですね
何度も告白して断られて?
そんな感じでしょうか?
後は····
言っても良いですか?
雅貴さんに物凄く嫌われる事を
貴方はしましたよね?』
〔な、何を言っているのよ!
何も知らないくせに〕
〚嫌われる事?〛
『お付き合いしていたのに
他の方と···』
〔それは!
何でそんな事を?
本当にわかるの?〕
あ〜ん!
あ〜ん!
「お前なんのつもり?
今更、よりを戻すとか考えてないよな?
浮気したくせに
それも私の部下と」
〔雅貴!
私が間違えていたの
だから、もう〕
「あり得ないよ
お金も渡したよな?
今すぐ全額返すなら
少しは考えても良いよ」
〔そんな!
お金なんてもう無いでしょ
嫌がらせなの?〕
「お金が無くなったから
無心にきたんだろう?
八雲さん、恐喝も入れてください
訴えます
取り下げないし
顔も見たくないから
今すぐに連れて行って下さい」
〔貴方、お願いします
お金を返します
分割なら何とか〕
〚申し訳ありませんね、逮捕します
藤井さんに危害を加えた!
恐喝した!
坪倉さんにストーキングしている?〛
〔雅貴!〕
「二度と名前呼ばないように
私はお前を軽蔑している
藤井さんに触った?
汚らわしい!
お前の様な者が話しかけるなんて
身分の違いを考えろ
八雲さん
もう良いです」
『仮にも彼女だった人なのに
可愛そうだよ』
「金目的だぞ?
可愛そう?笑わせる
杏に触れただけでも腹立たしいのに
これ以上、何を我慢するんだよ」
『雅貴さん、怖いよ』
「こんな奴に触られて
汚されて気持ち悪いよ!」
〚もう時期、車が来ます
坪倉さんは家に入って下さい〛