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Laziness と Hard working
第33章 麗子ちゃん 行ってらっしゃい そして私も
雅貴さん?
イライラMAXだね
『部屋に帰って!
麗子ちゃんが居るから
私は買い物をしてきます』
「僕も行くよ
荷物持ちが必要だろ?」
『良いよ
麗子ちゃんを待たせているから
相手をしていて欲しいの』
「わかったよ
気をつけて行くんだよ」
『わかってるよ(笑)
あっ、亜麻屋さんだよ
一緒に行ってくれないかなぁ』
〈お久しぶりです!藤井さん
この女ですね
車に今城と女史がいるんです〉
『ご挨拶したい所ですが
急ぎますので、宜しくお伝えください』
〚亜麻屋、連れて行ってくれ
私は藤井さんに付き添って行く〛
『八雲さん
ありがとうございます』
〚雅貴の昔の事も
聞いていたんですね?〛
『雅貴さんが話してくれました
あまりいい思い出じゃないようです
辛いだけだったのでしょうか?』
〚車で送りますよ
買い物は何を?〛
『八雲さんも御一緒しませんか?
さっきの事は麗子ちゃんには
話したくないから
事件が解決した事を直接
麗子ちゃんに話して頂けませんか?』
〚あっ、そうですね
そうしましょう〛
八雲と買い物をすませ
マンションへ戻る
麗子ちゃんと雅貴さん
あまり良い顔で話していない
『ただいまぁ
急いで作るね
八雲さんもお誘いしました(笑)』
「杏は大丈夫なの?」
『何が?』
「さっきの事!
麗子ちゃんにも話をしたけど
杏は動じないって言ってくれた
でも僕は心配だよ」
『過去は変えられないよ
でも、雅貴さんが
今を大切にしているのがわかるから
雅貴さんの好きにしたら良いんだよ』
「あんな女」
『仮にもお付き合いした人だよ
そんな言い方は良くないよ』
「でも」
『今が幸せなら
それで良いんじゃないの?
違うかな?
雅貴さんは今、幸せ?』
「凄く幸せだよ」
『なら、それで良いんだよ(笑)』
なんて話ながら
料理が出来た
『炊飯器で炊いたから
ちゃんと出来ているかな?』
中華おこわ
卵スープ
肉巻き里芋
レンコンのピリ辛甘酢あんかけ
だよ〜♡
「〚【いただきます♪】〛
『お口に合いますように(笑)』
【レンコン、メチャクチャ美味しいよ】
〚肉巻きも美味しい!〛
「このお浸し?辛子和え?
美味い!
また作ってよ♡」