この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
Laziness と Hard working
第33章 麗子ちゃん 行ってらっしゃい そして私も

麗子ちゃんは出国の日を
先に延ばして
私と雅貴さんと
沢山、遊んでくれたの

でも、私の不安は消えなかった


雅貴さんは
気づいていたんだと思うんだ
もちろん、麗子ちゃんも

だけど、ふたりとも
何も言わずに私に合わせてくれていたの








【杏、来週帰るね
誕生日も近いから
それまでと思ったけど
雅貴さんとふたりで過ごしなさい!

もしかしたら最後かもしれないからね】

『雅貴さんは私の誕生日を知らないよ
話すつもりもないの

今回みたいに
嫌な感じが続く事なかったから
私も麗子ちゃんと一緒に
ここを出ようと思うの』

【杏はそれで良いの?】

『雅貴さんにはお世話になりっぱなし
だから、迷惑をかけたくないんだ

万が一の事があっても
思い出が少ない方が良いんだよ』

【それほどの事なんだね?
私はまた会えるって信じているから】

『うん
またねって
ちゃんとお見送りするからね(笑)』


コンコン
雅貴さんがドアを叩く
「ふたりだけで秘密の話?」

『そうだよぉ
ガールズトークの
邪魔してはいけません(笑)』

「ご飯にしないか?
僕も休みだし
麗子ちゃんもそろそろ帰るんだろう?
外食をしないか?

麗子ちゃんの好きな物を食べに
出掛けようよ」

【私のことは良いんです】

「僕にとっては
杏の大切な人だから
僕も同じなんだよ

だから、おもてなしをしたいんだ」


·
·
·
·
·

【ありがたくお受けしました(笑)
本当にご馳走様です】


「また、
日本に帰って来たら寄ってね
杏も僕も待っているよ

いつ出国の予定?
飛行機は何時かな?
空港まで送るし
お見送りもさせてほしいかな(笑)」

【来週に出ます
しばらく会えなくなるから
杏のことよろしくお願いします】

「麗子ちゃんは私のお母さん?(笑)」

ペチッ
【こら!杏は私の心配を】

『えへへ
叱られちゃった(笑)』

「杏はいつ?
麗子ちゃんと一緒かな?」

『そのつもりだよ』

「せめて来週いっぱい
居てくれないかな?
僕も心の準備が必要だよ」

私の頬を撫でながら
優しくお願いされた

「良いよ
荷造り手伝ってね」



/420ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ