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Laziness と Hard working
第33章 麗子ちゃん 行ってらっしゃい そして私も
そろそろ仕事が終わる
杏に連絡をする
なかなか、既読がつかない
電話するかな
ん!
既読がついた
『出かけるの止めよう』
どうしたの?
何かあった?
『体調が・・・・』
具合悪いの?
既読がつかない
電話するが出ない
何があった?
急いで終わらせ
部屋へ急ぐ
ガチャ
息も絶え絶えに倒れてる?
声をかけても返事はない
何があった?
「あん!
大丈夫?
今すぐ病院に行くからな」
伯父に連絡をする
何処の病院が良いか聞いた
今まで入院していたところに
と、話がついた
すでに意識は朦朧としていて
呼吸も弱いような止まりそうな
そんな感じすらした
「杏!
杏!
大丈夫?」
反応が⋯
『・・・まさ・たかさ・ ・・』
気づいたの?
「大丈夫?
何かあったの?」
『・・・ごめん・・・さい・』
目を閉じているから
状態がわからない
「杏! 病院に着くよ」
寝ているようにも見えるけど
病院の前で
伯父が待っていてくれた
杏を抱きかかえると
ドアを閉め車を移動させてくれた
〖何があったんだ?〗
「部屋で倒れていたんだけど
もしかして
寝てるだけかもしれない」
〖はぁ〜?
また無理させたんじゃないのか?
杏ちゃんは
お前の我侭を拒まないんだろう?〗
「今日、麗子さんが
帰ったんだよ
結構、辛そうだったからね
もしかしたら
麗子さんが居なくなると
いつもメンタルが落ちて
こんな感じになるのかもね?」
〖とりあえず、診てもらいなさい〗
特に異常は無いようです
ただ、お疲れのようですね
相変わらず
痩せてらっしゃいますし
点滴をしておきますか?
寝るのがいちばんかもしれませんが
栄養注射を少しだけしておきますね
〖良かった
杏ちゃんは本当に
美須々さんが大好きなんだね〗
「そうですよ
笑えないくらいですから
みっともないけど
焼けちゃいます(笑)」
〖それは、それは(笑)〗
「何もなくて良かったよ」
〖過保護だな(笑)〗