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Laziness と Hard working
第33章 麗子ちゃん 行ってらっしゃい そして私も

外食するつもりだったけど
杏の好きな物を作ろうかな


『雅貴さん?』

目が覚めたの?
何か作るから
少し待っていて

『側にいて欲しいの
寂しいから』

「杏はいつもこんなふうに
なっちゃうの?」

『今回は特別かな?
色々あったから』

ソファーに座り
杏を膝の上に乗せ
抱きしめる

杏がクルリと向きを変え
僕の首に腕を巻き付け
ギュッと抱きついてきた

『少しだけこうしていて』

抱きしめると
胸に顔をすり寄せて
またギュッと抱きしめられた

『私、雅貴さんと
離れて暮らせるのかな?

だんだん心配になってきちゃった』



「何かがある事は薄々気づいていたよ」

そう、杏に言ってみた

『うん!
知っていると思っていたよ(笑)
雅貴さん
お部屋に帰ろうよ(笑)

明後日はお休み?』

「何処かに行きたいの?」

『そう
何処か夜景の綺麗なところへ
行きたいんだなぁ』

ニコニコしながら
お強請りなのかな?

『沢山甘えておかないと
しばらくは
ひとりで頑張らないとだから』

「ひとりで?」

『甘えてもいいかなぁ』

更にギュッと抱きつき
甘えて来る

「本当に甘えん坊なんだな(笑)

そうだね
何処に行こうかな
僕が行ったことがない
そんな場所を探しておくね(笑)」

『そうだ!
遊園地に、水族館でも、
動物園でも良いよ

手を繋いで
一日中、笑って過ごしたい』

「良いよ
僕が考えるね♪

楽しみにしてね」

“杏からのお強請り
本当に離れて暮らすんだなぁ
寂しくてどうかなっちゃうのは
僕だろうなぁ(笑)


杏はどう思っているの?

杏は寂しくないの?
いつでも会えるよね?”


“不安が押し寄せてくる
カッコ悪いよな

本当に杏のことになると
僕は余裕が無くなる

でも、ちゃんと知ってる
僕が手を離さなければ良いって
僕が杏を好きでいたら良いって
僕が杏を信じていたら良いって”


「杏、愛してるよ!」

ニコニコ笑って
『知ってるよ

ありがとう♡雅貴さん』

その笑った顔が
愛おしくて
抱き寄せてKissをしてしまう


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