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第6章 信の恋

「・・・どこに連れてってくれんの？」

「え？」

「フレンチ？」

「・・・ふ、ふれ？」

「それとも・・・イタリアン？」

「・・・い、いた？」

俺は時田をからかった

久しぶりだな
この感じ

俺すら覚えてなかった誕生日を覚えてくれてたのが嬉しかった


時田の好きな奴に気を使ってた自分がバカみたいに思えてきた

時田がもしかして・・・俺の事・・・
なんて・・・
思わず勘違いしそうな位・・・


嬉しかったんだ