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あなたがすきでたまらない
第8章 信と時田ちゃん
「た、タイミングが良かったね。映画もすぐに観れそうだね」

「ぽ、ポップコーン食う?」

「い、いいね!!]

映画と言えばポップコーンだよね!!
多分・・・

後藤君は一番大きいサイズのポップコーンを手に私の隣に座った


「す、空いてるね」

なんて・・・
ありきたりな言葉しか言えなくて・・・

だって・・・
この列、私達しか座ってないんだもん

まるで二人きりみたい
私は緊張を隠せなかった


上映の合図に映画館の中は暗くなる

刑事ものなんて・・・好みじゃなかったかな?
映画で良かったのかな?

なんて考えが私の頭の中をグルグルまわる

そうだ!!
ポップコーン!!

せっかく後藤君が買ってくれたポップコーンを食べようと手を伸ばした

「ご、ごめん」

「う、ううん」

今・・・
後藤君の手があたったよね?

偶然でも嬉しかった

食べるタイミングが一緒って・・・
同じ考えを共有してる気がして・・・
同じ空間に居てる事実が・・・
私を想像デートじゃない。って教えてくれてるようで・・・

嬉しかったんだ

ささいな事。
ただ・・・
手が触れただけ・・・

そんなささいな事でも浮かれてしまう私が居たんだ

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