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あなたがすきでたまらない
第11章 このはvs・・・
このはside


ふわぁ・・・
思わず出てしまった大きな欠伸に慌てて口元を隠した

「このは。眠そうだね。朝から欠伸ばっかりしてる」

「そ、そうですか?昨日、寝たのが遅くて・・・」

「そ、それって・・・や、やっぱり・・・その・・・な、何でもない!!」

「伊織ちゃん?」

何だろう?
急に顔が真っ赤になって・・・

「ご、ごめん!!変な事言って・・・ご飯食べた後だもんね!!眠くなるよね!!」

「???」

「伊織・・・おま・・・変な事聞こうとすんなよ」

何故だか横にいる高橋君と多田君も顔が赤かった


今は昼休み
私と伊織ちゃんは教室でお弁当(私はおにぎり)を食べたばかりだった
高橋君は、いいって言ってるのに律義に私の分まで飲み物を買って来てくれる

三人は顔を赤くさせたまま私の前で食後のジュースを無言で飲んでいた

「あ、あの・・・高橋君と多田君はどこでご飯食べてるんですか?」

「あ?ああ・・・俺らは学食で食べてる」

「そ、そうですか」

何だか私だけが知らない空気が嫌で質問したんだけどすぐに終わってしまった
そしてまた三人が無言でジュースを飲む・・・

何だろう・・・
私、変な欠伸してたのかしら?
やっぱり、口元を隠すのが遅かったのかな?
行儀が悪いって思われたのかな?

「あの・・・欠伸ばっかりすいません。き、気をつけますね!!」

とにかくこれしか思い浮かばないので謝った
すると、ますます顔を赤くさせる三人が居て私は訳がわからなかった


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