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あなたがすきでたまらない
第13章 みんな集まれ!!たこ焼きパーティー
小学生の時の俺は・・・
まぁ・・・自分で言うのもなんだが・・・
女みたいに体がちっさくて運動も全然ダメで・・・
よく同級生の男子にからかわれた

すぐに俺が泣くから面白いのか・・・
とにかくいじめられた

そんな俺を見た母親は
「運動が出来なくても優は頭が良いんだから」
と、俺の出来る範囲の得意分野を褒めて伸ばしてくれた

中学生の時の俺は・・・
さすがに泣きはしなかったが、他の同級生よりも体は小さいのは変わらず目立つ方ではなかった

母親は俺の得意分野だから。
と言って好きなだけ本を読ませてくれたし、それで良いと思っていた
実際、俺をバカにする奴らより俺は成績が良かったから。
体を動かす事より本が好きだったんだ。
自分の知らない知識を知る事が俺は楽しくてしょうがなかったから

メガネでいつも教室の隅で本ばっかり読んでる暗い奴・・・
周りが俺の事をそんな風に思っているのはいくら鈍くても理解るだろ?

小学生の時とは違っていじめと言う程でもなかったし何かされる訳でもなかったから俺は気にしなかったんだ

成績だけは良かったから・・・
都合の良い時だけ俺のノート見せてとか・・・
そんな感じ?
友達とかでは全然ないけどな。

けど・・・ある時・・・俺は・・・ちょっと・・・イライラしてて・・・

いつもの様に当たり前の様にテスト前にノートを見せてと言ってくる奴に言っちまったんだ

「見せねぇよ」

たった一言・・・

それからの俺は・・・
まぁ・・・うん。
あんま思い出したくもないかな

結構、酷い扱いはされてしまった
いじめ?だよな

周りは見て見ぬフリだったし、先生も目を逸らした

(学校に行きたくない)

初めてのサボりだったんだ
制服を着て、親には学校に行ったフリをした
かと言ってどうすればいいのか理解らなくて・・・

(まぁ、いっか。アイツらとは高校も別だし・・・アイツらでは無理な進学校へ俺は受かる自信あるし)

そんな事を考えながら近所をふらついた

「おい。こんな時間で何してる?」

いきなり肩を掴まれ振り返ると・・・
警察官の二人組が俺を睨んでいた

「・・・えっと・・・その・・・」

「今は学校だろ?ちょっと話を聞かせてくれるか?」

俺って全くついてない・・・
初めてのサボりで補導されるなんて・・・
俺の顔は真っ青になった

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