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あなたがすきでたまらない
第13章 みんな集まれ!!たこ焼きパーティー
優ってホント良い奴だよな
俺達の会話を聞いてそんな風に言えるなんて・・・
自分で言うのもなんだがめちゃくちゃ、しょうもない会話だったけど?

「優は?優の得意な物は何なの?」

知りたかったし、俺達の会話はお腹いっぱいだし
俺は話を逸らした

「俺?・・・得意?・・・ですか?」

「優もゲームってか、太鼓の達人ですよ。」

「太鼓?って・・・アレ?」

困る優の代わりに高橋君が答えた

「はい。ホント上手いしマジの達人です」

「ほぅ?それは。それは・・・ゲームの達人としては黙ってられませんな」

信・・・
お前は・・・大人気ねぇな

「いや・・・好きってだけですよ」

優を見習えよ
自慢じみた事言わねぇだろ?

「よし!!今度、俺と一緒にゲーセン行くか!!」

「はい!!是非!!色々、教えて下さい!!」

どこまでも先輩風をふかす信に優は素直に返事をした


「高橋君は?何が得意?」

「え?俺?」

「うん。聞きたいな」

どうせなら苦手なのより好きや得意な方が知りたい

「俺は・・・サッカー・・・かな?」

「直哉。中学ではレギュラーで頑張ってたんですよ!!」

紺野さんが嬉しそうに言った

「紺野さんは?何が得意?」

「え?私?」

「うん。教えて?」

俺は順番に訊ねる事にした

「私は・・・特には・・・何も・・・」

「伊織は歌が上手いです。カラオケの達人ですよ」

今度は高橋君が嬉しそうに答えた

「そっか」

好きを聞いた方が皆、嬉しそうな顔してるもんな
せっかくこうして話すんだから楽しい話の方がいいよな
付き合い始めたばかりの二人はお互いを褒め合ってテレていた


「このはは?何が得意・・・ってか、好きなの?」

俺が訊こうと思ってたセリフを紺野さんが言った

「え?私・・・ですか?・・・困りますね・・・」

「このはは本が好きだな」

俺が代わりに応える

「本!!このはらしいね!!着付けかと思った!!」

「着付けって?」

紺野さんに訊ねた

「この浴衣だって、結局このはが着せてくれたし・・・高校生で着付けとかすごくないですか?」

そうだったんだ
知らなかったこのはの一面を知れて俺は嬉しくなった

「・・・そんな大したものでは・・・」

「学園祭も浴衣喫茶だし!!このはがいれば安心だよね!!ね?直哉。多田君!!」

二人はコクリと頷いた
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