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あなたがすきでたまらない
第13章 みんな集まれ!!たこ焼きパーティー
多田君side


「今日は最高にいい日だった!!」

俺の将来の夢も出来た事だしな

「良かったな」

三人での帰宅途中
直哉は俺の言葉に返事をする

「直哉は?楽しくなかった?」

「・・・まぁ・・・思ってたより楽しかった」

ったく・・・
素直じゃねぇ奴

「紺野さんの浴衣姿、見れて嬉しいくせに」

「うるせ」

素直じゃない直哉をからかった

「多田君も信先輩?だったっけ?ずいぶん仲良くなってたよね」

「うん。良い人だった」

少し強引だけど・・・
明るくて、気さくで・・・優しいよな
実はライン交換までしてしまっていた

あんな風に俺の事をかまってくれる人なんていなかったから・・・
俺にとっての大事な出会いだった


「お前があんなに笑うなんて知らなかった」

「だって、めちゃくちゃ楽しかったもん」

「良かったな」

二回目の良かったの直哉の言葉
本当にそう思ってくれてるってのがわかるよ

「直哉、紺野さん。今日、誘ってくれてありがとうな!!」

「そんな!!私より、このはやユキさんにお礼を言ってよ~」

「でも、紺野さんが誘ってくれなかったら行けなかったし。だから、ありがと!!」

「俺も、一人で行きにくかっただけだし?」

照れる二人


「あっ!!そうだ!!まだ言ってなかったよな?」

「「何を?」」

「二人に・・・「おめでとう」って・・・」

二人は照れながら俯いた


「お似合いだよ!!仲良くしろよな!!」

「「・・・ありがとう・・・」」

ああ~
いいな。彼カノかぁ・・・
少し羨ましくなった


「そんじゃ!!また学校でな!!」

二人に別れを告げ俺は一人帰る事にした


一人寂しく帰る
少し考える

俺も少しだけ・・・
もう少しだけ・・・
後、一つの勇気を出そうかな?
なんて・・・

誰にも言っていない俺の恋心
上手くいくかなんて神様にもわからない

でも・・・
話しかける事は出来るかも・・・
仲良くはなれるかも・・・

どうすればいいかなんて、それこそわからないけど・・・
気になるあの子の攻略法

そうだ!!
信先輩に訊いてみようか?
ゲームの達人って言ってたし!!
いや・・・
恋愛はゲームじゃねぇな

・・・やっぱり、師範に訊いてみよう

あの子の顔を思い浮かべて・・・
家路を急いだ

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