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あなたがすきでたまらない
第14章 学園祭、本番!!
高橋君side


「コーラこれで足りるかな?」

「そん位でいいんじゃね?」

「ってかさ・・・言いたかないけど・・・これ・・・俺達だけじゃ無理じゃね?」

「俺もそう思う」

だってさぁ?
2リットルのペットボトル何本あんだよ?
一回じゃ無理だっての!!

「じゃあ、ケースで買って運びやすい様にして・・・店の人に頼んでアレ借りる?」

多田が指さしたのは台車だった

「お前!!頭いいな!!そうしよう!!」

俺達は早速、店員に事情を話し

(必ず返します)

と、学校名と名前を言って台車を貸して貰う事にした


「ほい。多田、飲めよ」

「お!!サンキュー。おごり?」

「まぁな。色々と手伝ってくれたお礼」

俺達は伊織達を待つ間、しばし休憩をする事にした

「お前ら、上手く言ってんの?」

「まぁな」

何をもって上手くかはわからんけど、俺が伊織とつき合えて幸せだから良しとした

「多田は?学園祭に誘う子とかいないの?」

今度は俺が訊ねた

「・・・いない」

何だ?その間・・・

「好きな子とか・・・気になる子って居ねぇの?」

「・・・居ても言わない」

「・・・何だよ?それ?」

俺には言いたくないって事か?少し不機嫌になる

「・・・ってか、名前とかもわかんねぇし。言えないが正しい」

「・・・って事は居るには居るんだな?」

「・・・まぁな」

驚いた・・・多田からそんな言葉が出るなんて
俺は冷静を装い訊ねた

「・・・どんな子?」

「・・・めちゃくちゃ可愛い」

「同じ学校?」

「いや・・・違う」

多田はポツリと話し俯いた

「・・・どこで知り合ったの?」

「・・・練習中」

「・・・練習?」

「・・・俺、いつもランニングしてんだよ。その途中」

「・・・何で好きになったの?」

「・・・時々、見かけてて・・・可愛い子だなって思ってて・・・」

「・・・」

俺は黙って多田の話を聞いた

「そしたら、その子が俺の前で躓いて・・・その恥ずかしそうな顔が可愛くて・・・」

「好きになった?」

「ああ~!!もう!!俺の話はいいから!!誰にも言うなよ?直哉にしか話した事ないんだからな!!」

俺にしか話してないって聞いて何だか嬉しくて・・・
多田のそんな顔も初めて見たしな

「わかったよ。誰にも言わない」

「約束だからな?」

約束だ

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