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あなたがすきでたまらない
第14章 学園祭、本番!!
「キャー!!カッコいい!!」

「何あれ?私も何かこぼせば良かった~」

出ていった後、教室の中が騒がしく、女子達の声が聞こえてきた

「はいはい。皆さん、自分の持ち場に戻って下さい」

先生が促す


「・・・先輩、またモテちゃいますね」

「どうでもいいよ。そんな事」

中の騒ぎなどどうでもいい
俺はスマホを取り出しこのはにメールを送った

(休憩になったら連絡して。)

このはにだけモテてたい。とは思うけど

「服を借りる口実が出来て一石二鳥ですね」

「言えてる」

信は隣のクラスを指さした

「ところで、さっきなんか言いかけてただろ?」

「ああ。さっきのメガネの子、俺が前に見たもう一人の子ですよ」

「ふーん・・・」

「先輩、その前にトイレ行って来ていいですか?」

「はいよ」

浴衣喫茶の教室の前は行列が出来ていたので、信のトイレにつき合った
待ってる間も通り過ぎる女の視線が気になるので、声をかけられない様にスマホを触った

「あ、あの・・・」

聞いた事のない声だったら無視しようかとも思ったが・・・

「なに?どうしたの?」

さっき聞いたばかりの声を無視する訳にもいかず振り返った

「さっきは・・・本当にすいませんでした!!」

日野さんと、田淵さん。と、知らない女の子

「もういいって。忙しいんじゃないの?」

「はい・・・でも、その他にも言いたい事があって・・・」

日野さんはチラリと二人を見る

「その・・・谷川さんに・・・意地悪な事をして・・・謝りたいって・・・ね?」

俺は二人を見据えた

「「い、色々とすいませんでした!!」」

「私達、反省してて・・・今日の浴衣も谷川さんに着せて貰って・・・」

田淵さん

「わ、私も・・・その・・・谷川さんに・・・着せて貰って・・・」

知らない女の子。でも多分、横井さんかな?
このはの話を思い出す
二人はおどおどした様な・・・いや、緊張した様子で話した

・・・言いたい事は沢山あった
このはを泣かせた奴らは許せないとも思っていたし、今も思っている
だけど・・・このはなら許すんだろうな。
と、思うと・・・

「それは、可愛い従妹に直接言って。俺にじゃない」

「「で、でも・・・」」

「本人に言わないと意味がないだろ?」

二人はコクリと頷いた

「ただ・・・もうしないって約束・・・できる?」

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