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あなたがすきでたまらない
第14章 学園祭、本番!!
高橋君side


「ごめんね?直哉・・・怒ってる?」

「ばぁーか。こんな事位で怒るかよ」

皆と別れ伊織と二人
従妹を迎えに行く途中

「ほ、本当はね?私も・・・直哉と二人で・・・」

「うん。わかってるから」

伊織のその言葉だけで十分だ
申し訳なさそうに言う伊織が気にする事なんて何もない
それよりも気になるのが・・・
さっきからチラホラと浴衣姿の伊織を見る男共の視線
先輩の言う通り、ナンパ目当ての輩が沢山いる様だ

ま、まぁ?
先輩に言われなくても伊織を一人になんてさせやしないけど・・・

幼馴染の俺は何度か伊織の従妹も見た事あるが相当可愛い
良かった
ついて来て
可愛い二人が並んで歩くなんて・・・
声をかけて下さい。って言ってる様なもんだ


「でも・・・さっきから連絡がつかないんだよね」

「もう着いたって連絡はあったの?」

「うん・・・」

心配そうにスマホとにらめっこする伊織

「よし。受付に行ってみよう。中に入った事が理解れば探しやすいし」

「う、うん!!」



「で、こんな感じの子、見ませんでした?」

受付の先生に写メを見せて伊織は訊ねた

「ああ!!その子なら!!少し前にパンフレット持って入って行ったよ」

俺と伊織は顔を見合わせた

「な、何にもなければいいんだけど・・・」

「俺達が何をするかって知ってる?」

「う、うん!!浴衣喫茶って言ってある」

「なら、教室に居るかもしれない」

不安そうな伊織の肩をポンポンと叩いた

「大丈夫だって!!」

「で、でも・・・校舎、広いし・・・迷子になってるかも・・・」

「伊織!!絶対に大丈夫だから!!な?」

伊織を励ました


ここは進学校
ヤンキーだとかそんな類の生徒はいない
だが・・・今日は学園祭
一般の人も入って来てる
もし万が一・・・

俺は嫌な不安が頭をよぎる
俺はスマホを手にした


「もしもし?多田?」

「ん?何?どうした?」

「伊織の従妹が見当たらない」

「スマホは?」

「連絡がつかないんだ」

「わかった。俺達も探してみる。写メとかある?」

「伊織が持ってる。送るわ」

「りょーかい」

俺は伊織の従妹の写メを急いで多田に送信した

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